【MeeGo】【N9】Galleryからtwitterに直接ポストする方法

N9を使っていて不満に思うことの一つにtwitterに画像をアップするのが面倒というのがあります。My Nokia Blogにその不満を解消するTipsを公開してくれたブログの紹介がありました。
そのブログの方法に従って作業したところ、Galleryからtwitterに画像投稿が出来る様になりましたので紹介したいと思います。
尚、この場合Terminalを通じてシステムファイルを弄りますのでトラブルも予想されます。自己責任でお願いします。

まずは、Storeからnanoというエディタを導入しておきます。

Terminalを起動し、rootを取ります。
devel-su
Password rootme
この場合キーボードの上に表示されているTerminal用キーパッドをArrowにしておきます。(この後の作業が色々楽です。)

rootが取れた状態で

nano空/usr/share/accounts/services/twitter-share.service
空はスペースです。

するとこんな感じの画面が表示されると思いますので

Terminal用のキーパッドの↓スクロールを使って

この文字が出るところまで下がります。

バックスペースで下記のように余分な部分を消します。

そしてTerminalのキー上にあるCtrlを押して、キーボードからXを押します。
続けてYを押しリターンを押して作業完了です。

これでGalleryでShare Onlineボタンを押すとTwitter(twitpic)へのリンクが表示されると思います。

では、楽しいtwitterライフを!(笑)

【OFF Meeting】Come Back Nokia to Japan 2

さて、やっとCome Back Nokia to Japanのレポートです。当日はスタッフと言う立場ですが、今回はスピーカとしても壇上に立ちました。これも支えてくれる寄り合い幹事団の仲間たちあってのことです。総勢10名を超えるスタッフで成り立っているイベントという事も、ぜひ知っていただきたいのです。

イベントの方ですが、恒例のタッチ&トライから幕を開けました。前回のN8の時よりも端末を触る方が多い様な気がしました。積極的にスタッフに質問する姿も見受けられました。


開会の挨拶の後、講演は携帯電話研究家の山根康宏さんから始まりました。題目は”Nokiaが帰ってきたぞ!”ということで、Nokia復活を連想させるものです。2011年のNokiaの動きを振り返りながら、Nokiaの現在の市場動向について説明が行われました。CEO Elop氏の戦略は実を結んでおり、スリム化や過去の決別はうまくいっているとのこと。引き続き四半期で1億台の携帯電話の出荷があり、これは他のメーカではなかなか出来ない事、ただしスマートフォンについては昨年は拮抗していたAndroidに大きく離され、iOSとほぼ同等、メーカ別でもAndroidを擁するSamsungに抜かれて、現状のSymbianではシェアの低下は避けられない状態、Windows Phoneに掛けるしか無い状態であるとの認識でした。
そして、Realというキーワードでプラットフォームを4つのマトリックスに分ける山根さんならではのユニークな視点。Windows Phoneを”Real Smartphone”、Series40をReal “Social Phone”、SymbianをReal “New UX”、MeeGoをReal “Elegant”という4つのマトリックスに分けてそれぞれの特徴について述べられました。

全体的にはNokiaがElop CEOの元、リストラを推し進め反抗への準備が整ったという印象を講演から受けました。

続いて、壇上に立たれたのが、Windows Phohe関連の情報ブログななふぉの管理人の山口健太さん(@tezawaly)、突然のお願いにも拘らず、快く講演を引き受けてくださり、Nokiaユーザにとっては馴染みの薄いWindows Phoneについて、”NokiaユーザーのためのWindows Phone入門”として詳しく説明していただきました。

Windows Phoneの成り立ちから始まって、Mangoに代表されるようなOSのバージョン、ライブタイルやMetroUIとは何かなど、入門編としてこれだけ知っていれば十分以上の内容を紹介していただきました。
個人的にはWindows Phoneのスペックを決定付けるChassis(シャーシ)が興味深く、現在はハードウェアの縛りが厳しいChassisの仕様ですが、Nokiaの参入によりバリエーションが増える可能性やHD解像度などのハイスペック端末やNokiaの望む低価格帯への端末投入の可能性なども十分考えられるようです。

10種類のWindows Phone端末、キーボード付きの端末は僅かに3台であり、仕様の厳しさが感じられます。

また、NokiaのWindows Phone Lumiaは最初から日本語表示や入力に対応しており、各国言語の搭載はメーカやオペレータに委ねられている事から”あえて日本語に対応してきた”という事でこちらは、将来に期待を抱かせる内容でした。

続いて、不肖、私も壇上に立たせていただきました。”Nokiaの新戦略とN9の魅力”とちょっと大それたタイトルですが、バーニングプラットフォーム以降、Nokiaがどの様に改革を進めてきたかプラットフォーム戦略の観点から話させてもらいました。


Nokiaの現状の複雑に絡み合った、端末やアプリケーション開発環境、サービスを図に示してみました。


そして目指す将来はWindows PhoneとMeltemiの2階建て構造で非常にシンプルなプラットフォーム戦略になるだろうという予想を話させていただきました。

また、後半はN9の魅力という事で、Swipe UIや日本語環境、Social連携、サードパーティのアプリケーションを紹介させていただきました。特に日本語入力のばななちゃんのキラキラエフェクトは大うけで、とかく固くなりがちな講演の内容が柔らかくなった様でよかったと思います。

講演に引き続き行われたのが、講演者に加えて週刊アスキーの矢崎さんも加わり”スマートフォン座談会”と銘打ってフリートークを行いました。ざっくばらんとした雰囲気で行われましたが、意外と多かったのがWindows Phoneに対する内容で、参加者からの質問にもありましたがWindows PhoneでNokiaが様々なフォームファクタに対応できるかなど、幅広い話題について話し合われました。

最後はじゃんけん大会が行われ、山根さんを中心に大争奪戦が行われました。こちらは、もの凄く盛り上がっており皆さんたくさんの商品を持って帰られたようです。

また、じゃんけん大会は懇親会の場も兼ねており、ユーザ交流の場となっておりました。
実は、そこでこんな凄いものが。。。

Vertu Quest、フルキーのVertu端末ですね。あらゆる所に高級感が溢れていて、いつかこんなのを所持してみたいと思いました。

さて、レポートは大体こんな感じで終わりますが、このイベントは会場を無償でお貸しいただいたアスキー・メディアワークスさん始め、グッズを提供いただいた山根さん、山本朱さん、田池さん、全力でイベントを支えてくれたスタッフの仲間たちと大勢の人の力によって成り立っています。
また、このような機会を持てるようにスタッフ一同、頑張りたいと思いますので、ぜひ次の機会がありましたら、またご参加をお願いします。

【OFF Meeting】CBNJ2無事終了しました

ノキアユーザの為の祭典、Come Back Nokia to Japan2が無事終了しました。
参加された多くの皆様から、楽しかったとのお言葉をいただき、今回のイベントを企画したスタッフの一人として非常に嬉しく思いました。
また、今回も無償で会議室をお貸しいただき、多大なご協力をいただいた週刊アスキーの皆様には感謝の気持ちで一杯です。
改めて当日のレポートなどはアップしたいと思います。
山根さんからは夏頃またやりたいと言われましたので、実現の為に頑張りたいと思います。
参加された皆様ありがとうございました。

【Nokia】【Symbian】Symbianはまだまだ進化する。CarlaとDonnaのアップデート

Symbianの今後としてはWindows PhoneへNokiaがスマートフォンプラットフォームへの移行を行い、2015年頃までに緩やかに退役していくだろうと言われています。Belle以降の方向性が見えないこともあり、大きなテーマであったユーザエクスペリエンスの改善がある程度の完成を見た現在、NFCやBluetoothの新版など時流に応じた改良が加えられる程度で今後の大きなアップデートは無いだろうという見方をしていました。
ただ、モバイルの世界で3年間も手が加えられないというのは全く競争力が無く、やはり時流に合わせたメンテナンス的なものだけではなく、改良は加えれていくようです。

My Nokia Blogによると、メキシコで行われた開発者向けイベントのようですが、”Carla”と”Donna”というBelle後継のバージョンが発表されたようです。Carlaではいくつかの機能追加が行われるようで

・8.0ブラウザ(Belleで来ると言われていたHTML5対応が強化されたブラウザではないかと、ちなみにBelleは7.4、Anna7.3)
・ドルビーサラウンド
・NFC
・ベストWidget

またDonnaは
・Dual Coreに特化する

ということで現在のSymbian^3機にはCarlaまでのアップデートは対応するようです。登場は2012年の後半か2013年の早い時期ということで大分先のことになります。
個人的にはSwipeUIに対応して欲しいところですが、そこまでは情報は出てないし、そこまでの投資をするかにも疑問があるところです。Widgetに対応するということから完全にHarmattanのUIと同一になることはあり得ないですしね。
これに呼応するように来年2月のWMCでN8の後継となる高性能なカメラ機能を持つハイエンドなSymbian端末の登場も噂されており、勇退が噂されている2014~2015年辺りまではWindows Phoneの弱い部分を埋めていく存在になるかと思います。
まだまだ、Symbianでもお楽しみは続きます。

【MeeGo】【N9】N9をPR1.1にしてみました

一部の地域でN9のOSのOTAによるアップデートが始まっています。PR1.1(20.2011.40.4)というバージョンです。OTAで既にアップデートを得られた人もいるようですが、アジア地域はまだ来ていない所が多いようでTLでもOTAで来たと言う人は目にする限り一人くらい。
そんな時、こんなTipsを見掛けました。単体のNokia Software Updater 3.0.495以降を利用するとPR1.1へのアップデートが可能になると言うもの。

早速この方法を試してみました、マレーシア版黒16Gです。

途中でエラーも出ると言う中、何度かのチャレンジで成功しました。N9の画面はアップデート中はこんな感じになります。

アップデートの内容は
・UIの滑らかさと速度の改善
・ロックスクリーンからのMusicの操作
・標準でアプリ終了をスワイプダウンに。
・ビデオ撮影モードに白黒やセピアなどのモードを追加。
・NFCの簡易読み取りにおけるNFCタグの高速化
・通話時のノイズキャンセリングの改善
・マルチタクスとメモリ管理の強化
・スクリーンセイバーにおける充電やカレンダーの表示変更
・Swipe入力の追加

等々。
最初はカクカクした動きでアップデートに失敗したかと思いましたが、使い込むごとに動きは滑らかに(TLでも同様の報告は複数)という不思議が現象を体験しました。その他標準のtwitterクライアントの安定性や動画再生能力の向上、UI操作時のアニメーションエフェクトの効きがやや強くなっている事などを、使ってみて感じました。

サードパーティ製のアプリが再インストールを要求されたり、アカウントなどの初期設定が消えたりしますのでOTAを待つのが良いかもしれません。

【OFF Meeting】Come Back Nokia to Japan 2を開催します

※現状は定員に達し、補欠募集のみとなっています。

今年もスマートデバイス寄り合い幹事団はやります。Nokiaユーザーの為のイベントCome Back Nokia toJapan 2を開催します。
N9の発売、Windows Phoneの発表と低迷を脱し、戦う体制が整ってきた様に思います。発売されたばかりのN9の実機に触れられるタッチ&トライや、携帯電話研究家の山根康宏さんを迎えてNokiaの最新動向や未来を占う講演など、1日楽しく遊べるイベントを企画しています。
Nokia愛好者のご参加をお待ちしております。

また、専用の参加登録ページを用意いたしましたので、登録は下記のリンクからお願いします。

Come Back Nokia to Japan 2 登録ページ

以下は告知分になります。
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今年もやります。Nokiaを愛好する人の為のイベントCome Back Nokia to Japan 2(CBNJ2)を開催します。
N9の発売やWindowsPhoneの発表があり、Nokia周辺も元気が出てきました。Nokiaユーザーが集まって楽しく語らうには絶好の機会だと思います。
N9のタッチ&トライや携帯電話研究家山根康宏さんの講演など、1日楽しく遊べるようスタッフ一同準備を進めている所ですので、ぜひご参加ください。

日時 11月27日(日) 13:00~18:00
(イベントは16:00頃までを予定しています。終了後、同会場にて懇親会を行います。)

会場 アスキー会議室
   千代田区富士見一丁目8番19号 角川第3本社ビル内
   http://asciimw.jp/info/corp/map.html
   
会費 懇親会参加者のみ1,000円程度

募集人員 60名(定員になり次第締め切ります。)
主催 スマートデバイス寄り合い幹事団

尚、詳細な内容や変更等が発生した場合は、随時メールやブログでお知らせしていきますのでそちらをご確認いただくようお願いします。
※登録の必須内容として登録時ご利用のSNS(twitter/Facebook/mixi)の選択(必須)、連絡用として必ずメールアドレス(必須)、当日着用する名札に付ける名称(無記入の場合はアカウント名を採用)を入力いただくようお願いします。
※登録完了メールの受領によって正式参加になりますので、必須事項を入力いただかない場合は参加が確定しませんのでよろしくお願いします。

スタッフ一同、皆さんと一日楽しく遊べるよう楽しい企画を用意しますので、ご参加をお願いします。
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【Nokia】【Windows Phone】主役はWindows Phone Nokia World 2011

“人々がNokiaと聞いて何か特別な事を感じ、経験する様になりたい。”ステファン・エロップCEOはそう語りました。今回のNokia Worldの基調講演は、昨年のSymbian一色のNokia Worldから、衝撃の2.11イベントを経て一転、予想通りWindows Phoneが主役のイベントになりました。

Nokia Worldは新製品の発表の場としてだけではなく、Nokiaの今後の方針を指し示す大切な発表の場でもあります。基調講演の内容を振り返りながらNokiaが示した未来への提案を検証する事にしましょう。

発表は大きく分けて2つありました。ローエンドであるSeries40を中心とした話、Windows Phoneという新しいハイエンド。

“人々が体験を共有する” ”Next Bilion”

Series40の新しいモデル3機種が発表され、いずれもAshaという愛称がついています。200と201のQWERTYキーモデル、300のTouch and Typeモデル、303はTQWERTYとタッチパネルの組み合わせです。
何れも€50〜115程度の戦略的な価格設定がなされており、発展途上国や新興国において急激に存在感を増す中国携帯に対して十分な競争力を持ちます。
通話やSMS中心の単機能携帯からソーシャルネットワークを中心としたコミュニケーションへ、”人々が体験を共有する” “次の10億人の為に”の端末なのです。

そして満を期しての、Windows Phoneの登場。Windows PhoneにもLumiaという愛称がついています。バーニングプラットフォーム以来待っていた、その成果がやっと発表されました。一時は、年内なんとか1機種を投入するという話でしたが、ヨーロッパを皮切りにlumia800とlumia710が投入されます。

“lumiaはNokia最初のWindows Phoneは現在のスマートフォンのデザインとクラフトマンシップの先頭を行く”

lumia800はN9と非常に良くにた筐体で、型番から分かる通り超ハイエンドからはちょっと下に位置する端末、N9と違いカメラボタンを有しますがカメラモジュールやレンズは同じで事実上の兄弟機でしょう。

lumia710はN9と内部的にはほぼ同じ、ハードスペックはやや劣りますがNokia603に良く似た筐体で丸みを帯びてフレンドリー、筐体色も豊富です。

またWindows Phone向けのストリーミング音楽配信サービスMix Radioが発表され無料で提供されます。

今回はSmartDeviceの責任者であるヨー・ハロー氏や工業デザインのMarco Ahtissari氏は登場しませんでしたつまりSymbianやMeeGoが大きく取り上げられる事はなかった事からも、Nokiaの今後の方針が見えてくると思います。
Next Billionに向けたSeries40を中心としたローエンド携帯とWindows Phoneを中心としたミッドレンジ、ハイエンドスマートフォン、2.11の衝撃の金融イベントから示されたスマートフォンプラットフォームの移行、MobilePhoneへの投資は着々と進んでいて戦う準備は整いつつあります。来年度以降、Nokia反攻があるものと十分に期待できます。

尚、今回の発表を受けてまたスマートデバイス寄り合い幹事団でイベントを計画しています。11月末都内某所ということで現在準備を進めています。Nokiaファンの楽しい集まりにしたいと思います。

【Sony Reader】【T1】新しいリーダーを買いました


新しいSony Readerを買いました。今までは5インチのPRC-350を使っていましたが正に文庫本サイズ(更に薄い)で持ち運びが楽、ただ反面5インチの画面ではさすがにマンガのを読むのはキツく、また2Gの内蔵メモリではマンガだと60冊程度なのでズホラな管理は難しい。
という訳で軽く(従来の6インチより軽い)、薄く、WiFiが付き、microSDスロットのあるT1に乗り換えることにしました。
色は赤にしました。従来は非常に落ち着いたフロントパネルの色だったのですが、なぜか今回はテカテカした安っぽい色。唯一、許せそうなのがこの赤だったのでかなり迷ったのですが最終的にこの色にしました。

丁度、話題のスティーブ・ジョブスの伝記が発売されたこともあり、T1から直接Reader Storeに接続して購入してみました。

書籍の購入にはMy Sony Clubへの登録が必要になります。PRS-350の時に入会しておいたので、そのパスワードでログインするとエラー、PCからはきちんと同じパスワードでログイン出来るのでパスワードの誤りでは無いようです。
結局、パスワードを変更して(それも短く)してやっとログインが可能になりました。


リーダストアでの購入には端末の機器認証も必要になります。購入場所や購入日時を登録します。


ストアに入り新刊を選ぶと当然そこにはスティーブ・ジョブス伝記が。早速購入。


購入はクレジットカードのみなのでカード情報を入力、以降登録をしておけばカード情報の入力が不要になります。


最終決済をして購入完了。リーダーストアから書籍がダウンロード出来る様になります。

てな感じですが、常時購入時はIDとPass両方の情報を入力させられるので若干面倒に感じますが、単体で書籍が購入出来るのは非常に便利です。
ブラウザも試してみましたが、予想に反して実用的でこれなら使えるというレベルです。ただし、これでWeb閲覧をするかと言えばしないですけどね。
実はT1がAndroidベースである事を知ったのは購入する前日(汗)、下は携帯からテレビまでAndroidのSonyエコシステムの中にしっかりと組込まれたという事でしょうね。

T1に関して言えば非常に気に入りました。正直、PRS-350の方が日本的緻密さがありしっかりした作りでしたが、PRS-T1は持った感じも道具感が漂いまくっており書籍リーダーとしてはこんなものでいいのかなという感じもします。ちょうどデジタルホワイトボード的なブギーボードを思わせる潔さを感じられてKindleよりいいかもなんて思いました。(まあ、あちらはコンテンツを複数のデバイスで使い回せるなど様々な優位点がありますが。)

【MeeGo】【N9】新たな日本語環境がmeego-keyboard-japanese

また、新たな日本語環境が。まあ正確にはmaliit Japanese Pluginを導入してある事が前提になりますが、かな漢字変換の候補が表示されたり各所に使い勝手を向上させる工夫が見られます。まあ、ダイレクトにその名前ですが、meego-keyboard-Japaneseです。

導入にはmaliitjpと同じくTerminalからのインストール作業が必要になります。

まずはアプリケーションを入手します。入手はこちらから。
PCにダウンロードして、USBのMassStrageモードで繋いで内蔵ストレージの直下に置くか(その場合 /home/user/MyDocs/ に収納)N9で直接ダウンロードする( /home/user/MyDocs/Downloads/に収納されると思います。)かします。

Terminalを起動し、devel-suからパスワードのrootmeを入力し、rootを取得します。
ここでアプリケーションパッケージが収納された階層へ移動

上記に書いた通り、

cd /home/user/MyDocs/ か
cd /home/user/MyDocs/Downloads/ とコマンド打ち階層を移動します。

ここで

dpkg -i meego-keyboard-japanese_0.0.1_armel.deb (パッケージ名はアップデートで変わるので注意)

ここで念のため端末を再起動

Settings>Time and language>Text input で

Active input method をJapanese に
Installed input method でJapaneseを追加します。

これでmeego-keyboard-japaneseの仕様が可能になります。


かな漢字変換では変換候補が表示される様になりました。
候補はタップする事で確定する事も出来ます。


英数字は一見、QWERTYキーボードの様に見えますが実は大文字、小文字や記号などのフリックになっています。

尚、再びmaliitjpに戻したい場合はSettingsでJapaneseに設定した物をEnglishに戻し、Terminalでmaliitjp_jpと入力します。

短期間に日本語環境が充実して嬉しい所です。不満点は文字入力時ややもたつく事がある事とバーチャルキーボードで入力していると言う感覚に欠ける事ですね。この辺はアップデートで改善してくれると思われます。

【MeeGo】【N9】N9のハードリセット

※注意ハードリセットの前に内蔵ドライブのバックアップを取っておく事をお勧めします。標準で含まれている動画や音楽、壁紙データが無くなって涙目になること必至です。

maliitjpのインストールで手順も良く読まずにインストール作業したら、英語キーボードが出なくなってしまいました。当然、日本語キーボードも出ません。
という訳で端末をリセットする事にしました。リセットには2つあります。

Restore settings…いわゆるソフトリセット、ContactsやCalendar、Document、music、messages、note、ブックマーク、APNやパスワードなどが初期設定に戻ります。

Clear device…いわゆるハードリセット、本体を工場出荷状態に戻します。

取りあえず私はハードリセット(Clear device)を敢行しました。
Settings>Clear deviceで行いますが、PCにUSB接続した状態でないと作業が行えません。端末を十分に充電した状態で行います。

Clearing device. Please wait.と表示されますのでしばらく放置します。

次に円を描く様なリターンが表示されますがここも放置。

で、30分ぐらい放置しておくと画面真っ暗になってますので、一瞬ドキっとしますが電源を投入すると普通に立ち上がり工場出荷状態に戻っています。

ひつこいようですが、内蔵ドライブが初期化されますのでバックアップを忘れずに後で泣く事になります。なぜ私が涙を流しているかは内緒です(T^T)

ちなみにオリジナルの壁紙データはこんなとこで見つけました。