【Nokia】【Windows Phone】Lumia520と720が発表

Nokiaが世界最大のモバイルの祭典MWCにおいてLumia520と720を発表しました。
残念ながら存在が噂されている808PureViewと同等の光学センサーを搭載されたハイエンドモデルEOSや新しいアルミ筐体を採用したデザイン重視モデルのCatwalkなどの端末は発表されませんでしたが、WP8以降の700番台を埋めるモデルがついに登場し、500番台のモデルでもWP8搭載と地味ながら確実な進化が見て取れます。
Lumia720は型番からも分かる通りミッドレンジをカバーするモデル。残念ながらLTEはサポートされませんが、カメラ機能には力が入れられており、歴代Nokia最強のf/1.9という明るいレンズ(もちろんカールツァイス)が搭載されています。
今回、PureView冠こそ付けられてはいませんが、670万画素ながらBSIセンサー採用などカメラは良い写りと成るのでは無いかと期待しています。個人的には720と920の関係はNokia全盛時の名機N95とN82の関係を思い起こされるものがあります。
また、4.3インチと言う比較的大型のスクリーンながら重量を128gに抑えたのは頑張ったと思います。512MB RAMでWP8のアプリも問題なく動く事から実はお買い得なモデルではないかと思います。

Lumia520についてはNokiaスマートフォンとしてはローエンドをカバーするモデル。驚いたのはWP8搭載と512MB RAM。完全に上位機種の620を下克上する形と成っており(620も512MB RAMでした。ただし液晶サイズは620の3.8インチに対して520は4インチ)、こちらもお買い得度は高いです。ローエンドの高スペック化は低価格スマートフォンの競争の激しさを感じますし、Nokiaが開発の手を緩めていない事も感じます。

両端末とともに香港、シンガポール、ベトナムで3月中に発売し、第2四半期にはヨーロッパやアフリカ、中国、インド等に投入されます。ここの所、アメリカよりの戦略が重視されてきましたが、まだまだスマートフォンの成長の余地が大きく残されているアジア重視のモデルと言えるかも知れませんね。

この他、最近はタッチパネルモデルが重要視されていたSeries40ですが、ベーシックなキャンディーバーテンキーモデルであるNokia301や最低価格帯のモバイルフォンNokia105などの新興国向けのフィーチャーフォンやモバイルフォンも発表されています。この市場も競争が激しく大変ですが、カラフルな筐体とNokiaらしいデザインでライバル達に負けない戦いが出来るのではと思います。

昨年の印象と比べると端末などは地味な印象が拭えないですが、現在約半年置きに新端末を投入している事を思えば、たまたま派手な端末の発表にうまく当たらなかったのではないかと思います。現在920は毎日持ち歩いて使っていますが、軽さと薄さで720はいいなあなどと思い始めています(笑)

    • hiro
    • 2013年 2月 26日

    いつも楽しく拝見させていただいております。
    さてLumia720が発表されて明日給料が入ったらLumia620を買う予定でいた自分としては悩ましい状態ですw

    ただ気になる点が一つ。自分が以前から収集していた情報では、Lumia620もRAMが512なのですが、こちらの記事には256と記載されていますよね?

    一応自分が調べたソースは
    http://www.nokia.com/global/products/phone/lumia620/specifications/
    なのですが、このあたりどちらが正しいのでしょうか?

    256と512では、かなり動作に違いが出てきそうなので、かなり気になっております…

    • palmdra
    • 2013年 2月 26日

    hiroさん

    Nokia developerやGsmarenaを見ても512MBでした。
    私の勘違いのようです。
    Lumia620は色がいいですね。WPも8になってかなり使い勝手が良くなって来ていますし、ぜひ入手して下さい。

    • hiro
    • 2013年 2月 27日

    ご回答ありがとうございます。
    これ安心してポチれます(笑)
    ただテザリングメインなので電池持ちがかなり心配ではありますが…

    どうやらC6で使われてた電池の流用らしいので、探せば予備電池も見つかるかと?

  1. トラックバックはまだありません。

Spam Protection by WP-SpamFree