【Symbian】NokiaがX7とE6を発表

NokiaからX7とE6が発表されました。両方共に事前リークがありましたが、今回が正式発表になります。

X7はスペック的にはE7を踏襲しますが 、エンターテイメント向けという事もありハードウェアキーボードは搭載しません。デザイン的には丸みを帯びたSymbian^3端末とは違い角張ったマッシブなものですが、携帯ゲーム機的な趣きもあり当初はAT&T向けに提供される事からアメリカ向けを意識したものだったかもしれません。Nokia最大級の有機ELディスプレイを搭載するのには変わりありませんがCBDの表記が無くなり、調達が困難な有機ELの調達先を変えたのかもしれません。不思議に感じるのは内蔵ストレージを搭載しなかった事、音楽コンテンツを標榜するXseriesであり下位のX6なども内蔵ストレージ搭載からどうも府に落ちません。キャリア向けにコストダウンを図ったのではと邪推してしまいます。
3Dのゲームも幾つかプリインストールされており、先に述べたゲーム携帯としての意識も強いようです。ただSony EricssonのXPERIA PLAY程のインパクトは無くなかなか難かしい面もあると思います。出来れば当初の予定通りアメリカで販売して欲しいと思います。アメリカでシェアを上げる為にはとにかく機種を増やすしかありませんから。

そして、もう一台のE6-00は日本でも人気の高いフォームファクタである前面QWERTYキーボードを持つ機種でE72の後継機種に当たります。従来と大きく変わったのはタッチ&タイプ化されて定評のあるQWERTYキーボードに加えてタッチオペレーションによって使い勝手を向上させています。また、液晶解像度は従来機のQVGAから倍の解像度であるVGAに変更されています。これはSymbian^3の標準解像度640×360を超えるものでE6だけに与えられたアドバンテージです。Webブラウズや動画再生などが快適になると思われます。バッテリ容量は従来機と同じ1500mAですが、持続時間は歴代最高らしくビジネス利用で重要視される面はしっかり押さえられています。これは買いではないでしょうか。

X7、E6共に最新のSymbian^3 PR2を搭載しており、従来より高速なブラウザや縦画面での仮想QWERTYキーボード、新アイコンの採用など数々の改良点を見とる事が出ます。こちらも楽しみな面であります。
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大きなインパクトは無いものの両機種共十分な魅力を備えていると思います。特にE6はE71やE72のオーナーが乗り換えるだけの十分な魅力を備えており人気となりそうです。

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