【webOS】HP/PalmがwebOS搭載3機種を発表

webOSの祭典Think beyondにおいてHP/PalmがwebOS3機種を発表しました。ハンドセットが2機種、タブレットタイプが1機種になります。
では3機種の紹介を簡単に

・ Veer
Preより小さい廉価版と思われるハンドセット。成り立ちは非常にPreに似ていて丸っこい筐体にスライド式のキーボードを搭載します。
HSPA+
WiFi 802.11 b/g
Bluetooth 2.1+EDR
8G内蔵ストレージ
Snapdragon 7230/800MHz
HSPA+はおっと思わせますがWiFiのnが省かれていたり微妙に上位機種のPre3よりスペックが落とされています。 Pixiの後継機種という位置付けでしょうね。
個人的には2.6インチという小さなスクリーンではwebOSのユーザエクスペリエンスを十分体験出来ないのでもっと大きなスクリーンが欲しいところです。小さいというのはそれだけで魅力ですけどね。

・ Pre3
まだPreで引っ張りますかという感じですが、フォームファクタは変えること無く大幅なスペックアップで対応するようです。
HSPA+
WiFi 802.11 b/g/n
Bluetooth 2.1+EDR
16G内蔵ストレージ
CPU Qualcomm 1.4GHz
3.6インチ 480×800WVGAスクリーン
5メガピクセル LEDフラッシュ付きカメラ
ほぼ最新のスマートフォンスペックを網羅してると思いますが夏頃にはLTE対応やデュアルコアCPUの機種が出てるでしょうから最新スペックとは言えなくなる可能性は高いです。(全く使う上で問題は無いと思いますが。)

・Touch Pad
webOS搭載初のタブレットPCデバイス。現在のトレンドである7インチではなく9.7インチというサイズ。HPのビジネスからしてネットブックのリプレイスを想定しているのでしょう。iPadに食われまくってる低価格PCの建て直しという事もあるでしょうね。
スペックサイズ共に正にiPadとがっぷり四つなデバイスです。
WiFi 802.11 b/g/n
Bluetooth 2.1+EDR
16Gもしくは32G内蔵ストレージ
CPU Qualcomm デュアルコア1.2GHz
9.7インチ 1024×768スクリーン
1.3メガピクセル webカメラ
なかなか良いスペックです。日本の通勤事情などを考えると7インチディスプレイのものが欲しいところですが、それも将来的には出るかと思います。

今回発表された3機種の中で最も日本発売の可能性が高いのがTouch Padだと思います。 iPadの登場でWindows以外のOSへの拒否感も緩和されているでしょうし、ある意味普通のタブレットPCデバイスですから。
ハンドセットの登場に期待する向きもありますがどうでしょう。日本の場合はSIMフリーデバイスは中々ビジネスとして成り立たないというのが実際のとこです。
Android全盛の今、なかなかキャリア採用も難しいのではないでしょうか。まあOSの出来はいいだけに期待は色々あります。

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