【S60】【E71】E71レビューその1 外観編
まずは写真でしょ、ということでフォトレビューです。E71で特徴的なのはBlackBerryスタイルと言えるQWERTYキーボードとステンレス製の薄くかっちり感の高いボディです。質感は高く満足度は高いと思います。
全面からの全景です。2.4インチのQVGA液晶と特徴的なキーボードです。
背面のバッテリーカバーもステンレス製です。カーボンファイバー素材の様な意匠が付けられていますが、かっちりしていてがたつきは全くありません。
右側にはステレオヘッドセット用のジャックがあります。残念ながらジャックのサイズは2.5φです。上下のボリュームキーとボイスレコーダのボタンがあります。さすが10mmの薄型ボディ見事です。
左側面には赤外線ポート、microSDスロット(8Gを問題なく認識しました。)、また特殊形状ですがデータ通信用のUSBポートがあります。
QWERTYキーボードは一番注目する所でしょう。真ん中部分に数字を配置しキーコンビネーションで入力というスタイルはE61iから踏襲されています。キー自体は小さいですがキートップの盛り上がりが絶妙で隣のキーと干渉しないため見た目よりはかなり打ち易い感じです。ただし、Ctrlの位置はそりゃないだろですね。@の位置もなぜここって感じですしちょっと残念な点ですね。
中文版ですのでピンインの記号があります。
Ctrlは左下のFnキーとのコンビネーションで使うようになっているみたいですね。
Fn を押してから Ctrl を押すとCtrlキーモードになって C を押すとコピー、V でペーストということらしい。
両方を同時に押してもFnを押してからCtrlを押してもどちらでもいけるというのが、片手での操作を考えてのことのようです。
本体が小さくなった弊害で、スペースキーのサイズを確保するために通常のキーを二つ減らしたんですね。直接入力可能な記号を減らしたくないから特殊な操作でしか利用しないCtrlはキーの組み合わせで利用するようにしたということでしょう。
@マークはShift等の組み合わせでなくても入力できるようにするため、あの位置に押し込められたという感じです。
E71はメッセージングのことを考えられた端末ですが、実際の利用ではContactsやリンクからメールを作成することが多いでしょうから、@マークの使用頻度は高くないように思います。逆にURLの入力等でよく使われる記号が、右側にひとまとめにされているように見えます。
範囲の選択はShftキーを使った範囲選択と、Copyをオプションから選んでから範囲を指定するという日本の電話機でも採用されている片手操作用の方式も採用されているみたいです。
[いいですね] 私もウソをついてしまいそうですw 魅力的な画像のうっぷですね
Ling-muさん
FnとCtrlのコンビネーションは気付きませんでした。トグルの出来ないS60ではなるほどと思いました。でもCtrlとShiftは逆じゃないかなあ。まあ相当の議論はあったんだろうけど。
eternalさん
どんどんついて下さい。(笑)この世界気絶という言葉が有って本当に良かったです。
英語環境ではShiftは多用するから独立したキーである必要があるんではないでしょうか。
Ctrlは編集とかには使いますが、おそらく普通の人の利用頻度はそれほど高くないのかもしれません。CopyやPasteとかはキーショートカットを使わなくてもできますし。
それにしてもこの端末も製品写真とかと実際の製品を手に取った時のイメージが大分違いますよね。実物を手にとれる場所が多ければ興味を持ってくれる人も多いでしょうが、それが無いとなかなか踏み出せない人も多いかも。
Ling-muさん
あ、成る程文化的違いもありますね。
8800で金属筐体の高級機をなんて言ってましたが、図らずもゲットしているんですね。
ビジネス向けだからダークカラーの無難なプラスチック筐体なんて常識をぶっとばす1台でもありますね。
Nokiaのビジネス端末はE61のマグネシウム合金製のボディといい、E90のやたらとごついステンレス製のヒンジといい、タフさをアピールしているようにも見えます。
これで防水機能もあるといいんですけど、そこまでは難しいですね。
E71の電源ボタンのチープさはE61のナビゲーションスティックのチープさにつながっているかもしれません。
どこか一箇所抜けている部分があるというか。
Symbianサミットで何台のE71が集まることになるのやら。