【WindowsMobile】REDFLYって

面白いコンセプトですよね。例の凍結されたPalm FoleoのWindowsMobile版なんて言われていますが、製品コンセプトは全く違いますね。Foleoが単体でも動作するモバイルPC的な機能を持っていたのに対して、REDFLYは単体ではなにも出来ない、WindowsMobileが接続されて初めて使い物になるというのは非常に面白いです。私はこれってスマートフォンの拡大鏡と解釈していますが、実は私がこれを面白いなと思ったのは全く別の事をこの端末から想像したからです。
常々、私はパーソナルコンピュータの未来はモバイルにあると思うと言っています。常に持ち歩く最もパーソナルなデバイスである携帯電話が高性能化されて、コンピューティングを内包するようになると、家庭にあるデスクトップPCは限りなくサーバ用途としての使用が大きくなるという考えからです。で丁度、そうしたモバイルコンピュータ的なものと家庭内サーバの仲立をするのが、REDFLYの様なデバイスじゃないかと思ったのです。
外出先から帰って端末をクレードルに乗せると、大画面の端末の方に方に表示が切り替わり、外でやっていた作業が継続できます。重い作業ならサーバを介して家庭内のサーバもしくはASPの様なサービスを利用するのも良いですし、サーバ内にあるコンテンツを楽しむのもいい。
イメージ的には持ち歩かないREDFLYでしょうかね。後はプラス、シンクライアント的な要素が含まれている感じですね。
正直、通勤時間が短く電車で座れることも少ない私はREDFLY的なデバイスはあまり必要性を感じないのですが、モバイルコンピューティングの世界で快適な表示を得るための大スクリーンや効率の良い入力環境という事では、志が高いとは言えませんが現状の一つの答えなんでしょうね。
汎用性は低いですが、近頃流行の極薄デバイスがPCカードスロットに挿すよう形になった合体ロボット系デバイス(笑)が出たら必要性は無くても買ってしまうかも知れません。

  • トラックバック 停止中
  • コメント (0)
  1. コメントはまだありません。

Spam Protection by WP-SpamFree