【Smartphone】各社新スマートフォンを投入

記事のiPhone包囲網という表現が正しいのかどうかは分かりませんが、iPhoneをスマートフォンというカテゴリで比較すれば驚異的な売り上げを記録したわけですね。一連のW-ZERO3ファミリーを除けば、HTCの総出荷数を上回るだろうし、単機種なら当然No.1じゃないかと思います。(短期で見れば、総出荷数なら初代W-ZERO3の方が多いかもしれません。)
まあ、そういう訳でiPhone包囲網という表現もあながちおかしいとは思いませんが、ユーザターゲットが全く違うと思います。タッチダイヤモンドはまあ同じユーザ層を想定できるものの、後は法人需要やビジネスコンシューマを狙った完全なビジネス向け端末です。下でも書きましたが、Blackberryって端末のことだけを示すのではなくてあくまでもサービスですからね。
BoldでさえもRIMのメールサービスと結びつかなければ実力の半分も発揮できないわけで、はっきり言えばカッコやキーボードに惹かれても、メールサービスに必要性を感じなければ買う意味は無いと思います。
個人的にBoldの投入はキターですけど。(完全に裏をかかれました。下のエントリ)買わないですけど。
まあ、ソフトバンク自身がアイフォーンにはビジネスに必要な全てが揃っているなんて言っちゃっているわけで、記事がこうなるのは当たり前なのかもしれませんが。やはりビジネスの場でアイフォーンを使うとしたら、やはりなんかキラーが必要だと思います。結局、Exchangeということになるのでしょうが、現在のMobileMeの悲惨な状況じゃあねぇ。
各社共通なのは、行き詰った間のあるコンシューマ市場を受けて、法人需要を開拓するのに躍起になっていると言うことでしょうね。個人的には、こうしたキャリアの積極的な営業活動がビジネスの場でスマートフォンを使うというという習慣を日本に根付かせてくれればいいと思います。

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  • コメント (1)
    • Ling-mu
    • 2008年 9月 11日

    ビジネスでスマートフォンを活用するにはネットワーク側というかサーバとの連携が必須になるので、単体で売り込んでもダメなんでしょうね。
    どちらかというとdocomoのN90xLみたいにVoIPのソリューションとセットだったりすると分かりやすいんですけど、スマートフォンの場合はカスタマーが使いたい機能を指定して実装してもらう(もしくは自分でする)必要があるので実務がイメージしにくいのかも。
    まあ、日本ではパソコンも活用しているとは言いがたい部分があるので、そのあたりが難しいところかなぁ。

    海外だと新しいシステムを導入する時は一緒に新しい仕事のやり方を持ち込むことが多いので、既存のソリューションを適用しやすいけど、日本の場合は新しいシステムを導入する時もすでにある業務形態にあわせてカスタマイズを要求するから普及しないのかなぁ。

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