【S60】【E72】Mobile-Review.comにE72のレビュー記事が

E72はNOKIAのベストセラーE71の後継機で、E71自身は昨年のNOKIAの顔というべき存在だったと思います。その後継機種E72にNOKIAが望んだのは"変わらない事"であると記事は指摘しており、実際重量、サイズ、基本デザインはほとんど同じでありキープコンセプトであると言えます。ヒット作の外観を大きく変える事なく、今日的な内部的なアップデートを行なったのがE72であると思います。
記事を見ながらE72とE71の違いを中心にE72の出来を探って行こうと思います。

・外観はキープコンセプトだが
ぱっと見はあまり変っていないように思い勝ちですが、並べて見ると結構変わっている事が分かります。現在のESeriesのデザイントレンドであるエの字形のナビキー廻りのデザインは良いとしてナビキー自体のサイズは大きくなり、その分押し下げられるようにキーボード位置が下になっています。ナビキーやアプリボタン、ソフトキーは使い易くなっている(オプティカルマウスの使い勝手は別として)と思われます。実際記事ではナビキーは非常に快適だと述べています。ただし、オプティカルマウスはあまり良いとは言えないと述べられています。
キーボードの使い勝手は大差ないようです。タイピングスピードは、ややE71が優勢ですが僅かな差で慣れの問題も指摘されています。個人的にはE71は頭が重い感じで、片手操作時ちょっと落としそうで怖かったのですが、更に下寄りになったバランスが気になるところです。

・電池の持ち
通話時間、待ち受け時間共に伸びていますが、それ以上に機能やアプリケーションの利用時の持続時間が伸びているようです。

・強化された機能
目に見えて分るのはカメラ性能がアップしている事ですね。画素数は3Mピクセルから、5メガピクセルに強化されています。室内のホワイトバランス等はかなり自然な感じですが、映り自体はE71と大差ないように感じます。

・メモリ
RAMは変わらず128MBですが、内蔵メモリは強化されてNOKIA最強とも言うべき250MBになっています。Nokia Messagingをフルプッシュしても容量不足に落ちいる事はなさそうです。

・パフォーマンス
E55などと同じく、新しいクロック数600MHzのCPUを使っているので動作は速いそうです。もっさり感はなさそうですね。

・通話品質
全くの同等だそうです。また背面カバーの信頼性は増しているという事ですが、絞り込まれて複雑な曲面のあるE71のもに比べると平凡ですね。

結論として、"QWERTYキーボードが使えるデバイスとしては、他の全てにおいて妥協を強いられるとしてもE71とE72が現在の唯一の選択肢だ"と最大級の賛辞が与えられていますね。

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  • コメント (1)
    • Benedict Segal
    • 2010年 4月 30日

    [this is good] Now all became clear, many thanks for the information. You have very much helped me.

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