【Symbian】Symbian、EPLでカーネルと開発キットをリリース
Symbian Foundationは、Eclipse Public License(EPL)でのマイクロカーネル(EKA2)と、開発キットを公開した。カーネルの公開は予定より9カ月早く行われたことになるという。
オープンソースを標榜する非営利団体とは言え、Symbian FoundationがNokiaの支配下にあることは誰にでも分かる事でしょう。某書籍でNokiaが最も脅威に感じたのはAndroidの存在との記述が有り、予定が前倒しされているのはAndroid対抗なのかもしれないですね。
一方で、SymbianOSの採用が比較的中小メーカなどで増えるだろうと思います。例の山塞機の様なチップと基盤、OSなどが一体化された”誰でも携帯電話を作れる”ようなパッケージを出荷する様なメーカが現れると思うからです。
中国などの中小規模なメーカは売れているNokiaと同じOSを搭載出来る事から採用を進めるのではないでしょうか。
中国移動がアプリケーションストアで、Symbian認証を受けたアプリを無審査で販売出来る様にするなんてのも後押しとなるかも知れないです。
ただOSの普及は両刃の剣で合法、非合法(山塞機)に関わらずプアマンズノキアとして逆にNokiaの市場を喰う可能性もあります。コピー機のさらなる増大を招く可能性も大きいですし。この辺は難しい所でそれでもAndroid対抗などからオープン化を押し進めなければならないという事でしょうね。
まあ、Androidを採用する大手メーカにも同じ話が言えるのですが。
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