【Maemo】【N900】N900フォトレビュー

手元に届いたのは昨年の12月12日、山根さんと同日ゲットです。入手迄は紆余曲折があり、かなり待たされましたが、入手の翌日はYamane's mobile showの前座としてUStremTVでライブをやるという暴挙に挑戦。まあこれはなんとかなんとかクリアしましたが、ぼちぼちいじってはいたものの、その後年末進行の忙しさもあり放置状態にしてしまったという感じです。

それでは遅ればせながらですが、N900の写真レビューを送ります。

ハイ、Maemoデバイスは横向きで使うのが基本という訳でこの向きが正しいですね。画面に映っているのはチュートリアルのビデオ付属のマニュアルは本当に簡易なもので、今後はこうした形が増えるのかも。3.5インチのスクリーンは明るく奇麗です。

普通は右側面と紹介する所ですが横向き基本デバイスなのでこちらが上部になります。左から赤外線ポート!、キャプチャーボタン(カメラのシャッター)、電源ボタン、ボリューム/ズームキーがあります。電源はNokiaの文法から言うと90度移動した感じになります。この辺は横向きに併せたということでしょうね。

こちらが右側面(普通のNSeriesなら底面と表現する所でしょうね。)左側から、スタイラスのスロット、小さな穴がマイク、TV-Out可能なAVポート(3.5mmオーディオジャックをかねる。)、ロックキー、蜂の巣状になってるのはステレオスピーカの右側ですね。

左側面です。左側からステレオスピーカ、充電とデータ兼用のmicroUSBポートです。

こちらが底面になります。シンプルに何も無し。右側にはちらりとスタイラスのスロットが見えます。

背面はNOKIA Nseriesの文字が筋彫りされています。右側にはカメラモジュールが配置。

カメラはNSeriesらしくカール・ツァイスレンズ、5Mのオートフォーカスカメラです。2つのLEDフラッシュライトが有ります。暗いとこでもそこそこ奇麗に撮れる良いカメラだと思いますが、N97に比べるとレスポンスと写りでやや劣るという印象。

カメラ廻りにはこちらもNSseries文法にのっとってデスクスタンドの金具が有ります。

スタンドを出して、端末を立ててみました。私は動画を頻繁に観ますのでこれは便利です。

裏蓋はこちらも最近のNseriesのトレンドベリベリと引き剥がすタイプ。小市民な私には心臓に非常に悪いです(笑)
バッテリは5800XMと同じBL-5J。個人的にはNokia大容量の定番BP-4Lにして欲しかったところ、持続時間の向上と使い回しの両方が望めますからね。

SIMスロットとmicroSDスロットは跳ね上げるタイプ。microSDの跳ね上げ式は珍しいですね。

キーボードを開いてみます。3段の簡易なフルキーボードですが、ちゃんとQWERTY。基本は補助的なものなのでしょうが、結構良い感じです。

思った以上にキーの一つ一つは小さいのですが、メカニカルなカチリとした感触かつ、それ程力を込めて打ち込む必要が無いと言う、なかなかフィーリングの良いキーボードです。私は柔らかいキーボードが好きなのですが、これなら固めのキーボード好き、柔らかめが好きな人にも歓迎されるのではないでしょうか。

キーボードを引き出すと液晶背面には、ARM Coretex-A8|32GB Designed in Finlandの表示が。Coretex-A8はモバイル端末最高峰のCPUの一つでiPhone3GSの大きな性能向上に寄与しているのはご存知だと思いますが、それはN900も同様。リッチなUIやアプリケーションを軽快に動かしています。

スタイラスはこんな風に収まっています。これなら無くす事はないでしょうね。

スタイラスはPsion Revo付属のものを思わせるなかなかの本格的なものですが、質感は正直良く無いです。アルミ削り出しとかの互換スタイラスが出たら結構売れるのでは?と思わせます。NOKIAロゴが筋彫りされています。

左下の部分で光っているのはバッテリのインジケータです。起動時は青白く光り、充電中はオレンジの点滅、充電完了すると常時点灯になります。(充電されていないと消灯)写真では分かり難いかもしれませんが、セカンドカメラや近接センサー、イヤーピースも配置されています。

外観を観てきましたが、質感は非常に良いですね。N86にはやや見劣りしますが、N97よりはかなり良い感じです。ただし重量185gはスマートフォンとしてみるとクルーザー級でE90やHTC Universalなどの下を行きますが、重量級デバイスであることは間違い有りません。そこは後30g位の軽量化の努力が欲しかったかなと思います。
取り敢えず、日本語入力や必要なアプリの不足など実用として厳しい面もありますが、端末ポテンシャルの高さは強く感じますしなによりも使って楽しい端末です。
今後の進化が楽しみな端末である事は間違いないです。

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  • コメント (2)
    • 田池@香港
    • 2010年 1月 2日

    今年もよろしくお願いします!

    重量感のある互換スタイラス作りたいですね。
    まだ捕獲できてませんが、そんなことやあんなことばかり考えてますw
    • ピードラ
    • 2010年 1月 2日

    こちらこそよろしくお願いいたします。スタイラスは作ったら売れそな気がしますね。

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