【MobilePhone】Nokia X3-02が発表

X03-02は基本的には普及価格帯(125ユーロ)に属し、OSもNOKIAの独自OSであるSeries40でいわゆるフィーチャーフォンと呼ばれるものです。
これはiPhoneの様なインパクトを市場に与えるものではありませんが、Nokiaのシェアを下支えするものとして大きく貢献するものと思います。
私が注目するのは次の2点です。

・Series40のタッチオペレーション対応
市場のトレンドを追いかければ海外ではタッチオペレーション対応機が普及帯でも登場しておりこの分野でNokiaはSamsungやLGの後塵を拝していました。Series40の採用によりライバル達に価格競争力を持つに至りました。Series40はシングルタスクでハイスペックなハードウェアを要求しませんので価格を低く抑えられるのです。
同様の事はSonyEricssonがWalkman携帯でも独自OSのタッチ対応を行っておりこの市場をいかに重視しているかが分かります。

・価格破壊とも言える機能の充実
OSこそ携帯向けのローエンド対応ですが、機能については上位機種を喰うほどのものになっています。従来はこの価格帯ならGSMのみの対応ということが殆どでしたが、今回は3Gにも対応しています。
また、WLANも11n対応です。WLANを載せてきたことも驚きですがNOKIAで11n対応していたデバイスは今まで無かったはずです。
完全に価格破壊といえるものでライバルメーカは驚異に感じるでしょう。

Series40という事から日本語表示や入力など日本で使うにはかなり敷居が高い事があります。(中文版には日本語フォントが含まれていたり、PClipやKKJConvなど入力の手段もあります。)
ただ、低価格帯でも積極的に機能を強化していくところから今後のスマートフォンなどの製品造りにも期待が持てます。

Nokiaの反抗はここから始まるのかも知れません。

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