アーカイブ : 2009年 8月

【S60】【N97】N97のクレードル

Pocketgamesで販売しているN97用クレードルを購入してみました。製品的には中国製のよくあるタイプでベースは共通、端末の受け部分と充電端
子の取り回し、バッテリーチャージャーの形状などで端末毎の差別化を行っています。このタイプはSonyEricssonのXPERIA
X1用を購入しましたが、基本的なシルエットは同じなものの、一回り小さくなりごつさが消えてかなりあか抜けたデザインになりました。

装着は縦置きになります。しっかり固定されてぐらつきはありません。

パッケージはブリスター。妙に高いパッケージになっています。

付属品類はきわめてシンプル。ACアダプタとminiBのUSBケーブルのみ。

E90、E71、N97と3台分のBP-4Lがありますので、バッテリ単体で充電出来るのはいいですね。
受けの部分はさすがに専用パーツが使われているだけに置いた状態でぐらつきも無く不安はありません。また、端末のメッキパーツ部分に傷が付かないかと心配しましたが、こちらも問題無いようです。

念な点はACアダプタを取り付けるUSBポートがminiBであることですね。N97に合せてmicroUSBなら良かったと思いますね。充電器の数を無
用に増やすだけであまり宜しいこととは言えないと思います。まあ、今後は順次microUSBに切り替っていくのでしょうけどこの辺も汎用品を使っている
弊害で当面は仕方ないでしょうね。

全体はこんな感じです。前面に端末の受けが有り、背後にはバッテリの充電スペースが有ります。

BP-4Lを装着してみました。単体充電が出来るのはうれしい。ただ電源入力がminiUSBなのは残念。N97標準のmicroUSBにすべきと思う。

X1用のクレードルと比較。かなりコンパクトになってるのが分かります。中国メーカも地道な改良を行っているんですね。

ちょっと造りの割りに高い気もしますが、予備のACアダプタとバッテリチャージャーを兼ると考えればまあまあ納得がいくのではないでしょうか。クレードル無しの充電は考えられない人で端末は立てて置きたい人向けですね。

【OFF Meeting】【N97】24台のN97ビデオアップしました。

Nokia N97発売記念集会で行われたN97の集合写真記念撮影をビデオ収録したものをアップしました。
E90オーナーズミーティングの時は18台のコミュニケータが集りましたが、今回は目標の20台をを越える24台ものN97が集まりました。
ハイテンションの山根さんがこだわりの配置を行っていますので(笑)、是非ご覧下さい。

Nokia N97発売記念集会ビデオ その2 24台のN97

【Service】【PHS300】WILLCOM CORE 3GをPHS300で使う

PHS300+HX003ZT+超デカバッテリの廃人仕様(爆)。これがあれば電波が有ればいかなる場所でも臨時ホットスポットが構築可能です。

WILLCOM CORE 3Gを契約した理由はスマートフォンで使える定額プランというのがありましたけど、それだけではなくOFF会などでPHS300と組み合わせて臨時ホットスポットを造りたいというのがありました。歩くホットスポットよろしく、モバイルルータも一つの目的な訳です。
で、WILCOM CORE 3GはHX003ZTというZTE社製のモデムをPHS300で利用することになるのですが、これはイーモバイルのD02HWでファーム対応まで儀式と呼ばれる行為が必要だったと同じ様に、ゼロインストール対応の為CD-ROMとして認識されてしまうことを防ぐ方策を取る必要があります。
D02HWと同じATコマンドを入れてみて試行錯誤をしていましたがどうにもならず、諦めかけていましたが、やってみるもんですtwitterで呟いてみると解決法を指南していただきました。
如何にその方法を紹介します。

PHS300の電源を入れて、PHS300のWLANに繋ぎブラウザで192.168.0.1のURLを入れPHS300の設定画面を開きます。
ログインのパスワードは本体裏面に書かれたMACアドレスの下6桁です。

BASICタブのWANでWILLCOM CORE 3Gのパスを設定します。
Username:wcm
Password :wcm

続いてここからがポイント。CD-ROMとして認識されないよう、またモデムが発信するよう以下の設定を行います。

MODEMタブのSETTINGSのMODEM SPECIFIC SETTINGSに
ATE
AT+ZCDRUN=8
ATDT*99***1#

と入力します。
設定を保存し再起動すればそのままHX003ZTが使える様になります。
twitterで情報を頂いた皆様ありがとうございました!

【S60】【N97】Joikuspot Premiamを導入

WILLCOM CORE 3Gを導入して思ったのが、Joikuspotの利用です。N97にはJoikuspotが導入されているので早速使ってみることにします。起動してみるとレジストを求められます。無料のLightだとばかり思っていましたが、有料のPremiam版のようです。とりあえず30日利用可能という事でしてみます。利用は極めて簡単ですね。WiFiの大元となるアクセスポイントの指定を行うのと、必要に応じてセキュリティの設定を行うくらいでしょうか。後はPCやモバイル端末から接続するだけ。

起動時にインターネット接続を他のデバイスと共有しますか?(当然英語)と聞かれますのでOKすると、予め端末に設定済みのPacket接続のアクセスポイントが表示されます。OKすれば接続が開始されます。

Statusで現状の接続状況が確認出来ます。セキュリティはWEPしか設定出来ません。

Macの場合、WEPの設定をしておけばパスワ-ド求められるので入力するだけです。いつものWiFiの電波強度を表すところに見慣れないアイコンが表示されますが、Ad-hoc接続を示すアイコンなんでしょうね。

普段は扇形の電波アイコンですが、JoikuSpotで接続すると上記の様なPCアイコンが描かれたものになります。Ad-hoc接続を表しているんでしょうね。

また、いいのか悪いのか(笑)という感じですが、E75からも接続してみました。
こちらはアクセスポイントの設定としてAd-hocをちゃんと指定してあげないと、当たり前ですが接続出来ません。
この辺が注意すべきポイントですかね。ちなみにMacBookで接続してみましたが、500k程度のスピ-ドが出ていました。決して速いとは言えませんが、普通にWebを見る分には問題ないでしょう。緊急時の通信環境としては重宝すると思います。

気になる点は、利用時発熱が大きいという事ですが基本的にPCは持ち歩かない事にしているので、余程の緊急事以外は早々使わないと思います。ただし、いざという時使えると便利なのでレジストしました。My-Symbiam.comのShopで20%割引をしていたので購入しました。Handangoが金曜日に25%割引を毎週の様にやっているのでそれを利用するのも良いでしょうね。

【S60】M-FEP60Proベータ版の配布が開始されました。

N97発売記念集会で"現在の開発状況と将来の展望"について講演されたま~さんですが、近々の目標としてベータ版の配布を掲げられていましたが、ついにリリースとなりました。
今回の最大の目玉はFEPから辞書や言語独自のエンジン部分を切り離しモジュール化すること。つまりカートリッジ化になります。カートリッジを切り替える事により多言語に対応するだけでは無く、複数のカートリッジを搭載する事によりFEPの切り替えを行う事無く(つまりカートリッジの切り替えで)多言語に対応する事が出来ます。
+J for S60が海外端末で日本語を使える様にする事が目的とすれば、M-FEP60Proは多言語に対応可能な文字入力環境のフレームを提供するのが目的であり、その中に日本語カートリッジがあるというイメージでしょうか。極端な話を言えば、M-FEP60Proの仕様に合わせればATOKカートリッジだろうとWnnカートリッジだろうと可能になるという事です。松茸というPC黎明期からの日本語環境をNokiaデバイスに構築する事自体が目的の+Jとは成り立ちそのものが違うという事です。
使い勝手は従来のM-FEP60と大きく変わる訳ではありません。ただし、M-FEP60Proを使い勝手を決定付ける2つの機能が搭載されたと思っています。

N97や5800XMの様なタッチオペレーション端末に対応するバーチャルキーボードも搭載。この辺は今後改良されるそうだがこのように基本的な所はちゃんと抑えられています。

1)キーマップファイルを変更可能。
全てのS60端末に対応する事を目的としたM-FEP60Proには欠かせない機能です。キーマップファイルの追加により、形状の違う端末、言語の違いによる配列の違いなどを吸収しあらゆる端末に対応します。バイナリファイルを任意のフォルダにコピーするだけでキーマップの変更が可能なそうなので、大幅な改修無しで新規端末への対応が可能です。

2)トグル機能
標準FEPで可能なShiftやAlt(コマンド)キーなどのトグル機能の搭載がなされています。これは+J for S60に対する大きなアドバンテージだと思っています。具体的にはこの機能によりキーコンビネーションで行う記号入力やコマンド入力が複数キーの同時押しではなくても可能になるという事です。
従来、テンキー端末が圧倒的多数を占めて来たNokiaですが、ここに来てフルキーボードを搭載した端末が急激に増えています。またE71やE75に代表される様なコンパクトな筐体にQWERTYキーを押し込んだ端末が主流を占めて来ています。これらに共通するのはキーの数が制限を受けており、結果としてキーコンビネーションを多用した入力や操作が求められるという事です。
こうした小型デバイスは親指入力が主となると思いますが、片方はShiftを押さえもう片方の指はAを押すなどという事になれば指を不自然にクロスさせる様な事態も起きます。今後小型フルキーボードデバイスが増えるに従って益々重要になる機能だと思います。

さて、ここで注意点ですがM-FEP60Proのベータテスト参加ですがフルオープンなものではありません。Signedの関係上、誰でも参加出来ると言う訳ではないので、ま〜さんのWikiサイトに行って募集要項を良く読んでいただいて申し込んで下さい。

【Service】【N97】WILLCOM CORE 3Gの契約をしました。

長らく、そうは言っても1年ちょいですがイ-モバイル+PHS300でデ-タ通信を賄ってきました。この組み合せはこれはこれでいいのですが、バッテリやケ-ブルなどやや大袈裟なのが難点。また折角の定額SIMなのに1.7GHz帯という事で手持ちのスマ-トフォンに刺せないのが痛かったです。
そんな悩みを解決してくれるのがこのWILLCOM CORE 3Gなのです。FOMA回線を利用したMVNOなので信頼性は抜群、エリアも広い。ただし、一説にはウィルコムのプロバイダPRINがボトルネックとなって通信速度が出ていないとの事。原因はともかく、量販店のデモ機も100k台とPHS並のスピ-ドしか出ておらず、イ-モバイルからの乗り換えを躊躇するものがありました。そんな時、法人向けのデモ機を借りているEternalさんがスマ-トフォンなら十分なスピ-ドというエントリを上げられました。また7月30日にメンテナンスが入るという事が告知されており、これは設備増強に違いないと勝手に予想しました。結果としては読みは当り、昼間でも1M程度の速度は出ているようですね。N97で使うには十分なスピ-ドです。

一応、設定の方を。。。
まずはいわゆるおまじないと言われる設定から

Settings/Connectivity/Admin.settings
Packet dataから

Packet data connectionをWhen availableにして再起動します。

続いてWILLCOM CORE 3G向けのアクセスポイントを設定します。
Settings/Connectivity/DestinationAccess pointから設定していきます。
自動でネットワーク検索をしないで手動で設定していった方がいいと思います。

Connection name      :任意(私はWILLCOMCORE3Gとしました。)
Access point name    :a.willcomcore.jp
User name                 :wcm
Pass word                  :wcm

Use access point:Automatically
に設定しました。デフォルトのAfter Confirmrationだとパスを一々聞かれるので非常に面倒です。

という訳で、やはりドコモはカバー範囲が広いので出先の駐車場や地下街など従来のイモバ+PHS300でネット接続不可だった場所でもアクセス可能になり非常に便利です。
電波の悪いところに長時間いると復帰しなくなったり(一旦Offlineにすると復帰する)パケ詰まりっぽい現象になったりすることもありますが、おおむね良好であり私は満足しています。

まあ、今後ユーザが増えて再び速度低下の懸念もありますが、その時は設備増強による対応を速やかに行って欲しいと思います。