アーカイブ : 2008年 9月

【Smartphone】各社新スマートフォンを投入

記事のiPhone包囲網という表現が正しいのかどうかは分かりませんが、iPhoneをスマートフォンというカテゴリで比較すれば驚異的な売り上げを記録したわけですね。一連のW-ZERO3ファミリーを除けば、HTCの総出荷数を上回るだろうし、単機種なら当然No.1じゃないかと思います。(短期で見れば、総出荷数なら初代W-ZERO3の方が多いかもしれません。)
まあ、そういう訳でiPhone包囲網という表現もあながちおかしいとは思いませんが、ユーザターゲットが全く違うと思います。タッチダイヤモンドはまあ同じユーザ層を想定できるものの、後は法人需要やビジネスコンシューマを狙った完全なビジネス向け端末です。下でも書きましたが、Blackberryって端末のことだけを示すのではなくてあくまでもサービスですからね。
BoldでさえもRIMのメールサービスと結びつかなければ実力の半分も発揮できないわけで、はっきり言えばカッコやキーボードに惹かれても、メールサービスに必要性を感じなければ買う意味は無いと思います。
個人的にBoldの投入はキターですけど。(完全に裏をかかれました。下のエントリ)買わないですけど。
まあ、ソフトバンク自身がアイフォーンにはビジネスに必要な全てが揃っているなんて言っちゃっているわけで、記事がこうなるのは当たり前なのかもしれませんが。やはりビジネスの場でアイフォーンを使うとしたら、やはりなんかキラーが必要だと思います。結局、Exchangeということになるのでしょうが、現在のMobileMeの悲惨な状況じゃあねぇ。
各社共通なのは、行き詰った間のあるコンシューマ市場を受けて、法人需要を開拓するのに躍起になっていると言うことでしょうね。個人的には、こうしたキャリアの積極的な営業活動がビジネスの場でスマートフォンを使うというという習慣を日本に根付かせてくれればいいと思います。

【MISC】【Smartphone】BlackBerryって

毎日見掛けます。まあ、丸の内界隈と言うことで、外資の多い場所柄という事もありますが、ちょっと大杉ってくらい見ますよね。
日本でスマートフォンというとWindowsMobileと言う事になるのだろうけど(ちょっと異議有り。w)、BlackBerryほど見掛けないというのが実感です。
そんな中でアイフォーンもそこそこ見掛けるのですが、最近はアイフォーンの失速を指摘する声も大きく聞こえるようになっています。でも、失速の理由となっている100万台売れると言う話ってどこから来たんでしょうね。携帯事情に詳しくない金融系アナリストが発したコメントが元になっていると思いますが、そこには100万台売れてシェア1%という数字が、一人歩きした結果という気がしてなりません。
まあ、それは良いとして最近目立つのが、BlackBerryに対する高い評価です。某雑誌などでは8707とWILLCOM03やEMONSTERなどを比較してスマートフォンNo.1なんてやっています。
8707をスマートフォンと呼ぶかは置いておくとして、Webブラウザの表示速度や品質、マルチメディア性能、どれを取っても他の端末に劣ります。セキュアなメールサービスを利用可能というアドバンテージはあるものの、こと日本に於いてはあの品質の悪いフォントによる画面表示では、メール端末としても魅力半減と言うしか有りません。話を戻せば、BB8707hは通話できるメール端末と言うべきもので、スマートフォンというのはかなり厳しいものがあります。
前にも書きましたが、スマートフォン的に機能をしつらえ直したPerlやBoldと言った機種が出ない限り現状では難しいと思います。2年前の機種を売ってBlackBerryってしょぼいね、なんて悪い評価が定着しないといいのですが。
コンシューマ向けでWMやアイフォーンとしての対抗馬(既にそこで何か間違えている気がするけど。)として売るならこの位やってくれないと。端末の値段を高く設定できないのは分るけど。

【UIQ3】【G900】Psiloc Crystal Japaneseを使ってみたが

G900香港版でPsiloc Crystal Japaneseを使うのはやっぱり厳しいようです。
元々、サーポートデバイスでないから当然なのですが、これは常用のFEPとしては使えません。
まず、基本的に利用できるのはソフトウェアキーボードのみです。Crystal Japaneseの性格上、かな漢字、カナ、英字はMenuから切り換えになるので、文字種切り換えの度にソフトウェアキーボードを出し入れする面倒が発生するのは仕方ないとしても、非常に不安定です。
特にMeasagingとの相性は最悪で、文字種切り換えの度にアプリが強制終了すると言う最悪のパターン、これはちょっと使えないです。
フルにアプリを選ばずにFEPを使いたいなら、言語書き換えを選ぶしかないか。。。でも、ちょっとこの出来では厳しい。

【S60】LG KT610がeBay.co.uk に

イギリスのeBayにLG KT610が出品されています。(香港業者なので日本に出荷してくれます。)
お値段はなんと!£219(日本円約42,000円)!ぐをっ安い!これって潤沢に製品が回り出したらいきなり3万円台じゃなかろうか。確かにWLAN付のE51が$300そこそこで売られているのを考えると、価格競争力の点から言うと$300台で売らないと厳しいのかもしれないですね。
師匠は若者向けのメッセンジャーデバイスを指摘されていたが、やはり閉じた時の外観の素っ気無さや開いた時のミニE90的なちょいオッサン臭いカラーリングは、やはりビジネスマンに色気が有るんだと思います。WLANを外すことによって、安価な端末(メッセージング中心)を提供し、NOKIA端末より更に安価なメッセージングデバイスを要望する層にアピールする。Googleアプリの一群もビジネスを意識したものでしょうね。
魅力的なんですが、やっぱりWLANが無いのは辛いです。あったら即刻気絶していたかもしれません。←またかよ。

【UIQ3】【G900】日本語環境苦戦中。

通話用メイン機として使い始めたG900ですが、電波の掴みは良くないなぁと思いつつも、なんとか私の活動範囲内では圏外にならないでいるので良しとします。
一応、先に上げたエントリの通りフォント入れ替えには成功して不満のあった日本語表示はクリアした(香港版はかな表示可能。)のですが、入力と言う問題は残ります。
ま〜さんのM-FEP3という選択肢もあるのですが、現状はメモくらいしか入力出来るものがありません。手書きと混在出来るメモやこれを直接SMSで送れるなど、メリットは大きくありがたいのですが、やはりもう少しなんとかしたいです。
解決策としては禁断の方法があるのですが、これは対策された?のかダメでした。
もう一つの方法Psiloc Crystal Japaneseを試してみましたが、インストールは出来たもののSettingのText InputでCrystal multi tapやkeyboardを選んでも、かなが入力出来ません。
Crystal Japanese標準のフォントにかなを付加する(インストールされるフォントにはアルファベットなどが含まれない。)という形になりますので、FontRouterLTによって標準フォントが無効になっているのが、原因になっているのではと思っています。
現在は安定運用中なので、週末にでもFontRouterLTを外すところからやってみようと思います。

【Mobilephone】【Symbian】週刊アスキーのケータイOSの記事


週刊アスキーにケータイOS戦国時代の勝者はダレだ!と銘打った記事が載せられています。
Symbian、Linux、WindowsMobile、KCP+、iPhoneOSといった日本でも馴染みの深いOSの特徴を紹介しながら、キャリア関係者の意見、各社OSベンダーへの質問状などを取り交ぜてケータイOS野現状を紹介しています。かなりマニアックな記事だと思いますが、ケータイOS入門編としては非常に分りやすく纏められて居ると思います。
個人的には質問状のところを興味深く読みました。強いところは目標やライバルの設定が明確だと言いますが。。。

【UIQ3】【G900】G900復活!


ここの所E71に掛かり切りで、G900を弄っていませんでした。フォントの入れ替えに伴い、G900に通話用のメインSIMであるdocomoを入れて活用してみようと思います。
電波の掴みが非常に悪いのが難点ですが、まあなんとかなるでしょう。圏外と言うのは相手も仕方ないと思うわけですし。(おぃ)
中断しているレビュー関連もぼちぼち復活させて行こうと思います。色々な意味でおすすめは出来ないですけど。(笑)

【UIQ3】【G900】中文版のフォント入れ替え

先人の知恵というのはありがたいです。最初のUIQデバイスP800を入手して、Psionの先人達のノウハウであるフォント入れ替えを試して日本語表示可能な事をたまたま発見しました。それからもうそろそろ6、7年経とうとしていますが、フォント入れ替えと言う、UIQユーザ当たり前の操作がどうも最近おかしいという事でエントリを上げてみました。
利用したのはUIQ3.1デバイス、G900香港版です。ただ表題にも有る通り、中文版ですがフォントがcccという拡張子がついたちょっと特殊なもの。これを従来のTrueTypeフォントに置き換えるとなると、ちょっと色々トラブルが発生したりする訳です。(無限再起動ループというありがたくない現象が起きる事が多いです。)
まあ、そんな訳で中国語サイトから導入したフォント入れ替え方法を紹介します。

1.まずは準備は万全に。以下のものを用意しましょう。
・M2の読めるカードリーダ
SwissManagerなどのファイルマネージャ
FontRouterLTの最新版
置き換え様のTrueTypeフォント(M+IPAゴシック)

2.上記の下準備などをします。
・FontRouterLTに開発者認証を付加する。FontRouterLTはnon-signedなアプリケーションなのでSymbian SignedのWebサイトに行ってOpen Signed Onlineで開発者証明を付加します。方法はま〜さんのWikiに詳しいのでこちらを参照させてもらいましょう。Signedが取得出来たら、M2にコピーしておきます。

・フォントは解凍して取り出しておきます。解凍すると中にopfc-ModuleHP-…Mplusというフォルダがあります。

その中にFontsというフォルダが有りますので、

そこにある
M+1P+IPAG.ttf
というフォントを取り出してM2にコピーしておきます。

・SwissManagerのインストールファイルもM2にコピーして置きます。

3.各アプリのインストール
・SwissManagerのインストール
ポイントとしてM2の中にSystem関連のフォルダが作成される事が重要です。M2を覗いてみて、SysやResourceなどのフォルダが無い場合はインストール時にメモリカード(Dドライブ)を選んでインストールします。

SwissManagerはMore/settingsのFileタブでShow ROM drivesとShow System foldersにチェックを入れ、システムフォルダ等の通常非表示なっているフォルダが見れる様にしておきます。

Dドライブ(外部メモリ=M2)にアプリをインストールするとResourceやSysフォルダが作られます。

SwissManager導入後は上記の様にC、D、Zドライブが表示出来る様になります。

・FontRouterLTのインストール
開発者証明を付加したFontRouterLTを端末にインストールします。

CドライブDataフォルダが作成されます。

Dataフォルダ内にはFontsフォルダがあり、その中にはFontRouter.iniというファイルが生成されています。
これをDドライブ(M2)にコピーしておきます。

3.フォントのインストール
メモリカードを取り外し、カードリーダを利用してPC上でファイル編集を行います。

まずはメモリカード(M2)直下にDataフォルダを作成します。

このDataフォルダ内にFontsフォルダを作成し、先ほど端末上でコピーしておいたFontRouter.iniをFontsフォルダにこぴーします。

Resourceフォルダ内にFontsフォルダを作成し、ここへフォントファイルM+1P+IPAG.ttfをコピーします。

これでメモリカード(M2)の準備が終わりました。M2を端末に戻し、電源OFF/ONで再起動します。

これで、再起動後フォント切り替わっている事が確認出来れば完了となります。

もう一度、上記の作業を再度確認すると。

1.FontRouterLTのインストール
2.Cドライブ内Data/FontsフォルダからFontRouter.iniをメモリカード(M2)にコピーしておく。
3.M2(Dドライブ)の中にDataフォルダを作成。更にその中にFontsフォルダ作成、FontRouter.iniをコピーする。
4.M2内のResourceフォルダ内にFontsフォルダを作成し、フォントファイルM+1P+IPAG.ttfをコピーします。
5.M2を端末に戻し、再起動。

という手順になります。
ちょっと、今までの日本語表示の方法と違うという事で戸惑う面もあると思いますが、方法自体はそれ程難しいものじゃないので落ち着いて手順を守って行えば日本語表示が可能と思います。

【MISC】帰ります。

結構、楽しんじゃいました。(^^;

【S60】LGのS60発見!

なんとなく怪しいアジアンな雰囲気を醸し出している、某SHOPでLG電子のS60機KT610が販売開始されたようです。閉じては、普通のテンキー付携帯電話、開くと横開きのQWERTYキーボードという1粒で2度美味しいデバイスです。
ぶっちゃけ、コンパクトなE90と言うべきデバイスですが、むしろキーパッド使用時とQWERTY使用時で(多分)OSが違うという点ではSeries80機(9300や9500)などに共通性を見いだす方がいいかも知れません。
OSはSymbianOS9.2、S60 3rd FP1というE71などと同じバージョンです。ビジネス用途を意識したデバイスなので、賢明な選択なんでしょうね。
面白いのはGoogleのアプリ関連がプリインストールされている所でこの辺りにもLG電子なりの拘りが感じられます。
一方、おや?と思うのが無線LANの非搭載です。ビジネス用途を意識するならVoIP用途を想定した無線LANの搭載は必須の筈です。この辺はLGのターゲットはエンタープライズと言うよりビジネスコンシューマ向けなんでしょうね。
非常に魅力的なデバイスなんですが、無線LANが付いていないという所で私には合わないんですね。データ通信の殆どをイーモバイル経由のPHS300にほぼ完全に依存する私にとっては、致命的です。
市場に大量に出回る前からあれですが、無線LAN付の後継機種が欲しいですね。