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【MeeGo】【N9】N9で電子書籍、IONIC

色々アプリがないないと言われるN9だが、やっぱりない(爆)まあ、でもそれはiOSやAndroidに比べれれば無いだけである事はあります。
その中で電子書籍のアプリIONICの紹介です。

基本的には電子書籍の標準的なフォーマットであるePubが読めるアプリと考えればいいと思います。
まずはコンテンツの用意。自炊派の神アプリと言うべきChainLPを使います。
とりあえず、スキャナで取り込んだjpegファイルを使いマンガをN9向けに変換してみます。

解像度 WVGA
出力: ePub
ページ補正 単純余白除去
あたりがポイントですが、解像度は

WVGA(480×800)を770に変更しています。
これは縦方向が合わない為に全画面表示が出来ない為に2度のタップ操作をしないと次ページに切り替わらない事を防ぐ為です。
シャープネスやガンマ補正はお好みで。

これで書き出すと、コンテンツの作成は終了です。

N9の閲覧ですがIONICをStoreからダウンロードします。
作成したePubのコンテンツはN9をMassStrageモードでPCに接続しDocumentsフォルダ等にコピーします。


IONICを起動します。
メニューからAdd booksを選択。上の画面が表示されますのでImportボタンを押します。
自動的にコンテンツが読み込まれます。


続いてメニューからLibraryを選びます。
希望する書籍をタップします。


以下の様な書籍の詳細情報が表示されますので、画面下部のツールバーの真ん中のリターンの表示をタップします。


書籍が表示されます。操作はツールバーの上下のアローキーで行います。設定によりボリュームボタンでも行えます。


設定画面。
ボリュームキーを有効にする事やツールバーを非表示にする事が出来ます。
残念ながらswipeによる操作は有効になりませんでした。
ツールバー非表示の設定をした場合はボリュームキーでの操作になります。

Sony Readerを持っているお前が実際に使うのかという指摘はあると思うのですが。。。ありますね(笑) ただ、意外にN9でちょっとした空き時間にコミックなどを読んでいることもあります。
じっくり小説を読む様な場合は適していない気がしますが、手軽に読めるのはいい感じです。

ページ指定で遡りやトップに戻るなど使い勝手として悪い面もありますが、ページ表示のスピードもそこそこで実用性もあります。
今後の進化に期待します。

【MeeGo】【N9】日本語PDFを表示する方法パッケージ版が登場しました。

エントリが一瞬で無用のものになりました(笑)
@kimitakeさんの方でパッケージ化してくれましたので、コマンドラインを叩く必要はありません。
下記リンクからパッケージファイルをダウンロードして導入するだけで日本語フォント埋め込みのPDFが見れるはずです。

poppler-data-for-n9

ということで、コマンドラインが苦手な人も安心して導入できます。
@kimitakeさん、感謝!

【MeeGo】【N9】日本語PDFを表示する方法

N9にはDocumentsというOffice系のビューアアプリがありますが、残念なことにフォント埋め込みのPDFファイルが日本語表示できません。

しかし、Komecha’s blogさんでその解決方法が公開されています。某氏のtwitterのつぶやきに即されて、私もやってみることにしました。実際はこのTips公開されていることは知っていたのですが。。。

さて、方法は全く公開されている通り
まずは、Popplerというファイルの入手から、こちらのリンクからダウンロードします。
なぜかN9で直にDL出来なかったのでPCにDLし、N9にコピーしました。コピーした場所はDownloads以後このフォルダにファイルをコピーした前提で作業を進めます。

まずは公開されている手順に従って、MyDocs以下にoptというフォルダを作成して、DLしてきたpoppler-data-0.4.5.tar.gzをそちらに展開します。

ここでrootを取得します。いつもと同じく

devel-su
password : rootme

上記のコマンドを入力すれば、完了です。
日本語PDFが開けるようになっています。

という訳で、方法を公開してくれたKomechaさんに感謝!
日々、進化するN9。益々、使い勝手が上っています。
ご用法は自己責任でお願いします。

【MeeGo】【N9】N9の日本語入力導入が更に簡単になりました。

MacやWindows95普及以降のGUI慣れきった人にとって(私もそう)Terminalでコマンドをを打ち込むという事は中々慣れないものです。
特にN9の場合、日本語入力の導入には従来、anthyとそのライブラリの二つを導入する必要があり、この2つの導入にはTerminalでコマンドを叩く必要がありましたが、またも@task_jpさんと@kimitakeさんのタッグチームがやってくれました。最新版のanthyのパッケージではGUIでインストールが可能です。ダウンロード→パッケージ導入に合意→インストールという感じで普通に導入できます。
今回からanthy本体とライブラリもワンパッケージ化されたので、その手間も軽減されました。

インストールパッケージはこちらからダウンロードできます。

後はmaliit-Japanese-pluginでもMeeGo-Keyboard-Japaneseでもお好きな方を導入すれば良いです。
益々、敷居が低くなりましたね。@task_jpさんと@kimitakeさんに感謝です。

【MeeGo】【N9】Galleryからtwitterに直接ポストする方法

N9を使っていて不満に思うことの一つにtwitterに画像をアップするのが面倒というのがあります。My Nokia Blogにその不満を解消するTipsを公開してくれたブログの紹介がありました。
そのブログの方法に従って作業したところ、Galleryからtwitterに画像投稿が出来る様になりましたので紹介したいと思います。
尚、この場合Terminalを通じてシステムファイルを弄りますのでトラブルも予想されます。自己責任でお願いします。

まずは、Storeからnanoというエディタを導入しておきます。

Terminalを起動し、rootを取ります。
devel-su
Password rootme
この場合キーボードの上に表示されているTerminal用キーパッドをArrowにしておきます。(この後の作業が色々楽です。)

rootが取れた状態で

nano空/usr/share/accounts/services/twitter-share.service
空はスペースです。

するとこんな感じの画面が表示されると思いますので

Terminal用のキーパッドの↓スクロールを使って

この文字が出るところまで下がります。

バックスペースで下記のように余分な部分を消します。

そしてTerminalのキー上にあるCtrlを押して、キーボードからXを押します。
続けてYを押しリターンを押して作業完了です。

これでGalleryでShare Onlineボタンを押すとTwitter(twitpic)へのリンクが表示されると思います。

では、楽しいtwitterライフを!(笑)

【MeeGo】【N9】N9をPR1.1にしてみました

一部の地域でN9のOSのOTAによるアップデートが始まっています。PR1.1(20.2011.40.4)というバージョンです。OTAで既にアップデートを得られた人もいるようですが、アジア地域はまだ来ていない所が多いようでTLでもOTAで来たと言う人は目にする限り一人くらい。
そんな時、こんなTipsを見掛けました。単体のNokia Software Updater 3.0.495以降を利用するとPR1.1へのアップデートが可能になると言うもの。

早速この方法を試してみました、マレーシア版黒16Gです。

途中でエラーも出ると言う中、何度かのチャレンジで成功しました。N9の画面はアップデート中はこんな感じになります。

アップデートの内容は
・UIの滑らかさと速度の改善
・ロックスクリーンからのMusicの操作
・標準でアプリ終了をスワイプダウンに。
・ビデオ撮影モードに白黒やセピアなどのモードを追加。
・NFCの簡易読み取りにおけるNFCタグの高速化
・通話時のノイズキャンセリングの改善
・マルチタクスとメモリ管理の強化
・スクリーンセイバーにおける充電やカレンダーの表示変更
・Swipe入力の追加

等々。
最初はカクカクした動きでアップデートに失敗したかと思いましたが、使い込むごとに動きは滑らかに(TLでも同様の報告は複数)という不思議が現象を体験しました。その他標準のtwitterクライアントの安定性や動画再生能力の向上、UI操作時のアニメーションエフェクトの効きがやや強くなっている事などを、使ってみて感じました。

サードパーティ製のアプリが再インストールを要求されたり、アカウントなどの初期設定が消えたりしますのでOTAを待つのが良いかもしれません。

【MeeGo】【N9】新たな日本語環境がmeego-keyboard-japanese

また、新たな日本語環境が。まあ正確にはmaliit Japanese Pluginを導入してある事が前提になりますが、かな漢字変換の候補が表示されたり各所に使い勝手を向上させる工夫が見られます。まあ、ダイレクトにその名前ですが、meego-keyboard-Japaneseです。

導入にはmaliitjpと同じくTerminalからのインストール作業が必要になります。

まずはアプリケーションを入手します。入手はこちらから。
PCにダウンロードして、USBのMassStrageモードで繋いで内蔵ストレージの直下に置くか(その場合 /home/user/MyDocs/ に収納)N9で直接ダウンロードする( /home/user/MyDocs/Downloads/に収納されると思います。)かします。

Terminalを起動し、devel-suからパスワードのrootmeを入力し、rootを取得します。
ここでアプリケーションパッケージが収納された階層へ移動

上記に書いた通り、

cd /home/user/MyDocs/ か
cd /home/user/MyDocs/Downloads/ とコマンド打ち階層を移動します。

ここで

dpkg -i meego-keyboard-japanese_0.0.1_armel.deb (パッケージ名はアップデートで変わるので注意)

ここで念のため端末を再起動

Settings>Time and language>Text input で

Active input method をJapanese に
Installed input method でJapaneseを追加します。

これでmeego-keyboard-japaneseの仕様が可能になります。


かな漢字変換では変換候補が表示される様になりました。
候補はタップする事で確定する事も出来ます。


英数字は一見、QWERTYキーボードの様に見えますが実は大文字、小文字や記号などのフリックになっています。

尚、再びmaliitjpに戻したい場合はSettingsでJapaneseに設定した物をEnglishに戻し、Terminalでmaliitjp_jpと入力します。

短期間に日本語環境が充実して嬉しい所です。不満点は文字入力時ややもたつく事がある事とバーチャルキーボードで入力していると言う感覚に欠ける事ですね。この辺はアップデートで改善してくれると思われます。

【MeeGo】【N9】N9のハードリセット

※注意ハードリセットの前に内蔵ドライブのバックアップを取っておく事をお勧めします。標準で含まれている動画や音楽、壁紙データが無くなって涙目になること必至です。

maliitjpのインストールで手順も良く読まずにインストール作業したら、英語キーボードが出なくなってしまいました。当然、日本語キーボードも出ません。
という訳で端末をリセットする事にしました。リセットには2つあります。

Restore settings…いわゆるソフトリセット、ContactsやCalendar、Document、music、messages、note、ブックマーク、APNやパスワードなどが初期設定に戻ります。

Clear device…いわゆるハードリセット、本体を工場出荷状態に戻します。

取りあえず私はハードリセット(Clear device)を敢行しました。
Settings>Clear deviceで行いますが、PCにUSB接続した状態でないと作業が行えません。端末を十分に充電した状態で行います。

Clearing device. Please wait.と表示されますのでしばらく放置します。

次に円を描く様なリターンが表示されますがここも放置。

で、30分ぐらい放置しておくと画面真っ暗になってますので、一瞬ドキっとしますが電源を投入すると普通に立ち上がり工場出荷状態に戻っています。

ひつこいようですが、内蔵ドライブが初期化されますのでバックアップを忘れずに後で泣く事になります。なぜ私が涙を流しているかは内緒です(T^T)

ちなみにオリジナルの壁紙データはこんなとこで見つけました。

【MeeGo】【N9】早くも日本語入力が可能にmaliitjpが登場

早くもN9で日本語入力が可能になりました。maliit Japanese plugin 、maemoCJKの開発を行っているkimitakeさんが公開されています。
インストールにはターミナルからコマンドの入力が必要でGUI全盛の世の中、なかなかとっつき難いとこはあると思います。
インストール方法を紹介して行きたいと思います。この場合、内蔵ストレージの直下にアプリケーションパッケージを置くという前提で話を進めます。

1.Terminalの導入 N9は標準ではTerminalがインストールされていません。Terminalの導入にはSettings>Security>Developer modeを有効にします。ここで、必要なアプリがインストールされます。

2.アプリケーションパッケージの取得 N9の標準のブラウザでは直接ダウンロード出来ないのでkimitakeさんのブログmaliit-plugin-jp
からの3つのパッケージをPCにダウンロードしておきます。
※ダウンロード先が変更になりました。最新版は上記リンクから。

3.アプリのインストール PCにN9をMassStrageモードで接続します。ここに先ほどダウンロードしたアプリケーションパッケージをコピーします。PCとの接続を解除。
N9のTerminalを起動。rootを取得します。
devel-su と入力するとpasswordの入力を求められますので rootme と入力します。
これでrootが取れました。
次に cd /home/user/MyDocs/ と入力します。これでインストールパッケージを置いたMassStrage直下に移動しました。

dpkg -i (3つのインストールパッケージ)

と入力し、3つのファイルを順次インストールしていきます。

4.日本語プラグインの起動 N9を再起動します。Terminalを再度起動し maliitjp_jp と入力します。これで日本語バーチャルキーボードが起動すれば成功です。


フリックでも。


QWERTYでも。


ランドスケープでも。

入手して数日で日本語環境が整ってしまうとは嬉しい限りです。kimitakeさんやtask_jpさん、kenya888さんなどQt開発者の皆さんに深く感謝です。

【MeeGo】【N9】N9のWiki始めました

Nokia N9の情報纏めサイトとしてNokia N9 Wikiを始めました。
操作方法からアプリケーション紹介、日本語環境に至るまでいろいろな情報をこちらに集約していきたいと思います。
情報を共有しよう、使いこなそうN9です。

Nokia N9 Wiki