カテゴリー : Symbian

【Nokia】【Symbian】X7とE6が5月17日から出荷開始?

The Nokia BlogによるとNokia関係者が5月17日にアテナで行われるイベントでX7とE6の発売を発表するとtwitterでつぶやいたとの事。
ただし、あくまでもローカルのイベントでありWindows Phoneの発表やAnnaの提供の発表がある訳ではないとの事。
ちょっと残念な来もしますが、E6は待ち侘びている方が沢山いるようで楽しみでもあります。
5月17日に期待しましょう。

【Nokia】【Symbian】Nokiaの次のステップ

連休の最初の方で上げようと思っていた記事でちょっと古くなってしまいましたが、Microsoftとの戦略的パートナーシップの前倒しやAccentureへのSymbianソフトウェア開発のアウトソースなどに対する疑問についてNokiaの公式ブログであるNokia ConversationがQ&A形式で回答をよせています。
実際にはそう目新しいものは無いのですが、Nokia復活への強い意思が感じられるものになっています。
後は実行だけなのですが。。。いつも言うけどMore Speed! NOKIA!

Q.SymbianについてNokiaは現在も機能やUIデザインについて指示を与えているのでしょうか?それともAccentureが持ち彼らの手で開発行われているのでしょうか。

A.はい。Nokiaは機能やUIデザインについて指示を行い、Accentureのチームはビジョンとロードマップを実行する責任を負います。

Q.AccentureへのアウトソースはAnnaの様な将来のSymbianソフトウェアにどのような影響を与えるのでしょうか?開発に遅れが生じないでしょうか?

A.将来のソフトウェアリリースのA.将来のソフトウェアリリースの計画は現在もスケジュール通りとなっています。近々の出来事がスケジュールに影響を与える事はありません。

Q.もしSymbianが数年先に成功を収めた場合、Symbianをメインのプラットフォームに戻す事はありますか?

A.この星で最高のスマートフォンとスマートフォンプラットフォームの構築の為に、WindowsPhoneプラットフォームの発展に注力していきます。

Q.NokiaがSymbianを買収したとき、「これは前進だ」と言った。今回のマイクロソフトとの協業に関して再び「これは前進だ」と言った、信用していいのだろうか。

A.テクノロジーは時代の移り変わりと同じく速く、企業は変化に対応する必要があります。Nokiaは最高のスマートフォンを造ることを決意し、現在Windows Phoneプラットフォームが最良であると信じています。

Q.SymbianがAccentureに移行するのは何時ですか?

A.移行の完了は2011年の最後の四半期に予定されています。

Q.全てのステップを経た後でも、Nokiaがどこに進もうとしているのか分かりません。Nokiaを前進させるビジョンや特別な動きも見られません。

A.ビジョンはWindows Phoneを使った世界最高のスマートフォンを造ることと、次の1億5千万台のSymbianスマートフォンを消費者に届けることです。
10億人のユーザをインターネットに接続させる事。工業に於ける次のブレークダウンを産み出す事です。

Q.QtとMeeGoの開発はどこで行われるんですか?

A.NokiaのQtとMeeGoのプログラムは引き続きNokia内部で行われます。Accentureに移行するのはSymbianだけです。

【Symbian】Nokia、Symbianの開発をアウトソースに

Nokiaが大規模なリストラを発表し、7000人の人員削減を行なうと発表しました。この発表、唐突に行なわれた様にも思われますが、今回のリストアの一つであるAccentureへの業務委託については、AccentureにはSymbianの創設に関わったDavid Wood氏も在籍しており、2009年にNokiaはOSのサポート部門をAccentureに売却しています。NokiaがSymbianのソフトウェア開発をAccentureに移管し、併せて従業員3000人の移籍を発表したのはある意味自然な流れなのかもしれません。
製造業の中でも5指に入るといわれている莫大な研究開発費を縮小するという計画をアウトソースを利用する事で達成するという事であり、同時に従業員の縮小を図る(全員を解雇では無く人材ごと譲渡という意味において。)という事だと思います。

NokiaがWindows Phone採用にあたって不要なSymbian技術者を解雇的な言われ方をされている場合がありますが、正しいと思う反面、実際にはSymbianチームがWindows Phoneの開発に移行していたり、AnnaやS^3 PR3や年末にでる新ハードウェアの端末などまだまだNokiaはSymbianに頼らざるを得ないという現実があります。

Widows PhoneがNokiaで本格的に動き出すのは来年以降でしょうから、それに向けて一歩一歩着実にリストラが進んでいるというのが正しい見方だと私は捉えています。

【Symbian】Symbian^3 PR2 “Anna”がやってくる

開発をSymbian Foundationから引き継いで以降、Nokiaはアップデートの方針を変え一足飛びにSymbian^4へアップデートするのではなく、機能の追加を加えながら数回のアップデートを繰り返すという方法に変えてきました。これはiOSやAndroidに見られる方法でNokiaもそれに習った感じです。メジャーなアップデートは大きく分けて2回に渡って行われます。NokiaがSymbian Foundationに提出した提案書ではSymbian^4=当面のゴールはS60 5th Editionのユーザエクスペリエンスの改善でした。この目的は大きく変わってはおらず、Nokiaは段階的にOSをアップデートし、ユーザエクスペリエンスの改善を行おうとしています。ゴールへ至る道のりは2つのメジャーなアップデートで行われます。最初のメジャーアップデートが今回のAnna、そしてQ3もしくはQ4に提供されるといわれているPR 3.0はSymbian^4相当に当たり、これでNokiaの想定していたユーザエクスペリエンス改善の完成となります。
今回のAnnaは主に機能の改善が主となっています。高速なブラウザ、縦表示に対応した仮想QWERTYキーボード、刷新されたアイコンなど50以上の機能の追加が行われていると言われています。
Nokia Conversationにスクリーンショットが公開されていたのでそれを元に変更点を紹介していきます。

.高速化されたブラウザ

Webブラウザはパフォーマンスアップが図られ、非常に高速になっているようです。残念ながらHTML5の対応はまだまだで、期待された動画などの対応も行われていません。こちらはPR3.0を待たねばなりません。

.縦表示に対応し仮想QWERTYキーボード

Symbian^3は横表示の場合の仮想QWERTYキーボードは素晴しいが縦表示の場合マルチタッチのキーボードしかなく、非常に不満も大きかったのですが今回対応がなされました。実際の使い勝手のところは分りませんが、横表示の時を考えればかなり好ましい出来になっっているのでは?と想像します。

・刷新されたアイコン

従来のかなり自由に作られいたのに比べ、角が丸みを帯びたものに統一され、UIの視覚的な統一感を出そうという感じがします。ここで言うUIとはPR3の事であり、ユーザが新UIに戸惑わない様前倒しで搭載してきたのでは?と思いました。アイコン自体はモダーンでクリーンなものになってますね。

PR3はこれまでのNokiaのキーパッド付き携帯のUIに倣ったOptionとExitなどの2つのソフトキーが廃止され、4つの良く使う機能を割り当てたキーになったりUIが一新されます。またUIのフレームワークとアプリケーション開発環境はQtになり従来の環境とは大きく変ってきます。その橋渡しをするのがAnnaという訳です。
アップデートの日を楽しみに待ちたいと思います。

【Symbian】NokiaがX7とE6を発表

NokiaからX7とE6が発表されました。両方共に事前リークがありましたが、今回が正式発表になります。

X7はスペック的にはE7を踏襲しますが 、エンターテイメント向けという事もありハードウェアキーボードは搭載しません。デザイン的には丸みを帯びたSymbian^3端末とは違い角張ったマッシブなものですが、携帯ゲーム機的な趣きもあり当初はAT&T向けに提供される事からアメリカ向けを意識したものだったかもしれません。Nokia最大級の有機ELディスプレイを搭載するのには変わりありませんがCBDの表記が無くなり、調達が困難な有機ELの調達先を変えたのかもしれません。不思議に感じるのは内蔵ストレージを搭載しなかった事、音楽コンテンツを標榜するXseriesであり下位のX6なども内蔵ストレージ搭載からどうも府に落ちません。キャリア向けにコストダウンを図ったのではと邪推してしまいます。
3Dのゲームも幾つかプリインストールされており、先に述べたゲーム携帯としての意識も強いようです。ただSony EricssonのXPERIA PLAY程のインパクトは無くなかなか難かしい面もあると思います。出来れば当初の予定通りアメリカで販売して欲しいと思います。アメリカでシェアを上げる為にはとにかく機種を増やすしかありませんから。

そして、もう一台のE6-00は日本でも人気の高いフォームファクタである前面QWERTYキーボードを持つ機種でE72の後継機種に当たります。従来と大きく変わったのはタッチ&タイプ化されて定評のあるQWERTYキーボードに加えてタッチオペレーションによって使い勝手を向上させています。また、液晶解像度は従来機のQVGAから倍の解像度であるVGAに変更されています。これはSymbian^3の標準解像度640×360を超えるものでE6だけに与えられたアドバンテージです。Webブラウズや動画再生などが快適になると思われます。バッテリ容量は従来機と同じ1500mAですが、持続時間は歴代最高らしくビジネス利用で重要視される面はしっかり押さえられています。これは買いではないでしょうか。

X7、E6共に最新のSymbian^3 PR2を搭載しており、従来より高速なブラウザや縦画面での仮想QWERTYキーボード、新アイコンの採用など数々の改良点を見とる事が出ます。こちらも楽しみな面であります。
U
大きなインパクトは無いものの両機種共十分な魅力を備えていると思います。特にE6はE71やE72のオーナーが乗り換えるだけの十分な魅力を備えており人気となりそうです。

【Symbian】【E7】+J for S60がアップデートSymbian^3に対応しました

+J for S60がSymbian^3に対応に対応しました。早速E7に導入してみました。残念ながらE7-00用のキーマップは公開されいませんので旅の途中のLeoさんに公開していただいているキーマップファイルを利用させていただくことにします。
結としては日本語入力は問題なく出来ます。ハードウエアキーボードのみという制約はありますが、それでもE7の出来の良いフルキーボードでの入力出来るというのはなかなか嬉しいものです。

ただ良いことばかりでは無く問題点もあります。現状ではOvi StoreなどQtアプリですべての文字がRになってしまうという不具合が発生します。QwassrやWordPressと言った他のQtアプリでも起動し無かったり、文字化けしたりと言う不具合は確認出来ていますので、こうしたアプリを使いたいという人は少し使用を待った方がいいかも知れません。

表示に付いては非常に綺麗で半角カナも含まれていますが、残念ながら手順に従ってフォントをアンインストールしても文字化けは解消されません。Ovi Storeなどを利用しない方以外はインストールをしない方がいいでしょう。+JFont無しでも既に日本語表示が可能になっている場合は+Jの利用は加能ですので、現状はフォントのインストール無しで使うことをお薦めします。

問題点はありますが、Symbian^3端末で日本語入力が可能になるという事は非常に素晴らしいです。従来はフォントを外部ストーレージに置く方法しかフォント置き換えの方法がなかったわけで、それを解決したのは素晴らしいと思います。後はQtアプリでいかに文字化けしないかの解決に力を注いでもらいたいです。今後に期待したいと思います。

【Symbian】【N8】N8をPR1.2にアップデート

C6-01/C7/N8に新しいソフトウェアPR1.2の配付が開始されました。早速、N8に適用してみました。
N8の場合Software UpdateからOTAでサクっといけます。


基本的にはOviStoreやMapへの対応とバグフィックスが中心で大きな機能追加は無いようです。

【Symbian】CTIA 2011 Nokia Astound発表


かねてから噂のあったUSA版C7-00 Nokia AstoundがCTIA2011で正式にお披露目となりました。T-Mobile USAからの発売となり、NokiaのオンラインショップでもSIMフリー版が販売されていないことから、T-Mobileの独占販売ではないかと思います。
Astoundはびっくりさせるの意味でいかにもアメリカ人が好みそうなネーミングです。型番で区別するネーミングより消費者には分かり易いのではないでしょうか。発音はアスタウンドと言うようです。
個人的に注目したのはOSが最新のSymbian^3、PR2.0が搭載されていたことです。早速、ビデオが公開されてましたがポートレイトQWERTYキーボードを見る事が出来ます。このバージョンでは50の機能追加とブラウザのアップデートも併せて行われると言われています。標準のWidgetは透過処理が行われており、裏面が透ける事から壁紙が見易くなってます。見る限りはUIには大きな変更が無く、やはり当初の計画通りPR3.0でUIの大きな改善があるのでしょう。

NokiaがC6-01やN8、E7などのSymbian^3デバイスへのPR2.0を夏ごろ(6月、7月ごろの話らしい)とアナウンスしたようですが、4月6日のAstound発売を考えれば、もう少し早くリリースしてくれないかなと思います。当初はQ1提供予定ですし、またこれが遅れるとPR3.0の提供が遅れ全体のスケジュールが遅れます。
More Speed! Nokia

【Symbian】【E7】Nokia E7のUstreamTVをやりました

昨晩ですがNokia E7についてのUstreamTVを行いました。E7といいながらも中身はNokiaの歴代Communicatorを追う内容にかなりの時間を割いたり、ちょっと変わったものになっています。

iPhoneのUstream Broardcasterが不調で録画がややバラけてしまったのですがよろしかったらご覧下さい。

UstreamTV録画その1

UstreamTV録画その2

当日のスライドもこちらで公開しています。こちらもよろしかったらどうぞ。
スライド資料

【Symbian】【E7】Nokia E7フォトレビュー


1週間以上に前に届いていたのですが、ちょっとバタバタしていてなかなかブログを書く事が出来ませんでした。そんな訳でフォトレビューをお送りしたいと思います。


購入したのはダークグレイ、シンガポール版です。筐体はアルミで非常に質感は高いです。


上部です。左側から3.5ΦAVポート、電源ボタン、HDMIポート、microUSBポート、microUSBに関してはN8と同じくカバーが無く剥き出しです。


右側です。左からカメラボタン、ボリュームキー、SIMカードスロット。


左側です。端末ロックキーがあります。N8とは反対側N97と同じ側に有ります。


底面です。真ん中にストラップホール。右端はマイクの穴です。


背面には8Mピクセルのカメラが。フラッシュはLED。残念ながらAF無しなのでマクロは撮影出来ません。5MピクセルでもいいのでAFが欲しかったとこです。


チルトスクリーンを持ち上げたところをサイドから。かなりの角度がつくので置いて動画などを観る時に非常に便利です。
スクリーンは押し出して若干浮き上がると後はバネの力で跳ね上がる感じです。


背面からヒンジを見てみます。こちらは右側、液晶を支えるアームが見えます。


こちらが左側、こちらにはスクリーンを支えるアームは有りません。丸いシールはシンガポール版には必ずついている保証のシールです。


QWERTYキーボードは4段。シンガポール=簡体中国語の為ストローク記号と呼ばれるものがありますが、香港や台湾版に倉別とかなりシンプルな印象です。


SIMカードスロットを引き出してみます。iPhoneの様にトレイ方式で完全に本体から取り外す事が出来ます。


SIMカードはこのようにトレイにはめ込んで本体に挿します。SIMカード周囲が完全に囲われるので端末内で落ちるという事はありません。


iPhoneとのサイズ比較、4インチ液晶とい言う事も有りサイズは1廻り以上違います。iPhoneも少し前までは大きいと言われていましたが、現在は4インチも普通の事になってiPhoneを小さくすら感じます。


厚さは圧倒的にiPhone4に分が有りますね。チルトスクリーンでありながらN8と同じサイズに収めたのは立派ですが。やはりiPhoneの薄さにはかないません。


そして最後はN8との比較。物理的なサイズもそうですが、アイコンの名称部分のフォントサイズの違いにも注目して下さい。E7を使った後N8を使うとミニチュアを使っている様な間隔さえなります。サイズや重量から可搬性は落ちますが、ビューアとしてはかなり優秀だと思います。

E7-00の印象としてはやはり筐体品質は非常に良いと感じます。確かに重いですがN8よりかっちり感は増していてかなり造りはいいです。ただし、ソフトウェアの出来は今一な面も有って、当初はプチフリなどの動きも有りましたし(最近出たアップデートでほぼ解消)、まだまだブラウザが落ちたりする場合があります。
これは今後解消される事が期待出来ますし、今後PR2.0や3.0などのメジャーなソフトウェアアップデートも控えています。
今後の改善に期待しつつPR2.0や3.0に期待したいと思います。