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番外編 X-T1プロ写真家トークショー

X-T1のの新製品体験イベント「X-Photographers × X-Lovers Festival」に行ってきました。X-T1のタッチ&トライ及びプロ写真家ハービー山口さんのトークショーが行われました。

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会場1階にX-T1の体験コーナーがありましたが、実はタッチ&トライの会場はトークショーが行われた2階でした。一般来場者(トークショーは事前予約制)も触れる体験コーナーでX-T1の実機初体験をしました(^^;

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X-T1の最初に持った印象は小さい!標準ズームレンズが非常に大きく見えます。
疑似的なペンタ部分やボディの革張り部分など、Dfに似ていると言う印象を持つ人も多いかともいます。ただ、サイズ的には全く違うので私的には違うモデルに思えます。

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このカットもレンズの大きさばかりが目立ちますね。それだけ、ボディが小さいと言うことです。

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X-シリーズ初のバッテリーグリップ。この辺りもX-T1のキャラクターを示すものかも知れません。レンジファインダータイプでじっくりスナップやポートレイトを撮るタイプからスポーツやネイチャーなど高速なAFや連射性能を生かしてアクティブに撮影するタイプへの変更。
そこにはバッテリーの持続時間が重要と言うことなのでしょう。

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やはり特徴的なのは、この軍艦部。X-シリーズとしては初めて左側にもダイヤルが付きました。ISO感度と連写モードの切り替えが出来ます。ボッチを押しながらダイヤル操作をする(ロック機能)のはDfと同じです。右側にシャッタースピードと露出補正のダイヤルがあるのは従来のX-シリーズと同様です。

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背面のレイアウトも大きく変わりました。まず目につくのは大きなファインダー。マルチビューファインダーと呼ばれるこのEVFはAPS-Cとしては最大とのこと。確かに大きく見易いものの、有機ELがギラつく感じもあり個人的には同じEVFでもα7の方が見え方は良好に感じました。当然、光学ファインダーのDfには比べるまでもありません。
タイムラグ0.005sという表示速度が実用的か飛びものを撮って試してみたいものです。
液晶はチルト式を採用、マニュアル時に活躍するフォーカスアシストはボタンが独立しました。これは防塵・防水ボディということで従来のダイヤル部分を押し込む機能を止める必要があったからだそうです。

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左側面。マイクロフォンやHDMI、USBなどのポートがあります。

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右側面。メモリカードスロットがあります。世界初の高速規格UHS-II対応だそうです。

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底面部分にはバッテリーのスロットがあります。バッテリーグリップ用の端子があるのは今までのX−シリーズと違うところです。

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広い会場はほぼ満員。X-T1の人気の高さが伺えます。

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ハービー山口さんのプロフィール紹介がまず行われました。

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ただし、すぐにトークショーに行かず、X-T1の座学が。APS最大のファインダーサイズ。
EVFの最大の弱点であるタイムラグは従来製品の1/10である0.005sに短縮。
一眼レフカメラのミラーアップのラグを考慮すれば、一眼レフと同等の撮影速度は確保出来ているのではと。またファインダーを一眼レフの様にセンターに配置したのは、スポーツやスナップ撮影時に最適な位置であることと、大型のファインダーのメカを納めるにはこの位置しか無かったとのこと。海外ではペンタのあるカメラでないと売れないと言う営業的見地からではないんですね(^^;

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ハービーさんは写真好き、話し好きのおじさんという印象。人が好きなので、すれ違う人は全て撮影するとのこと。確かにX-T1で撮ったという写真もポートレイトが多いです。
EVF 0.005sのタイムラグと言う高速性をアイスクリームを食べる時にさじを口に持って行く瞬間を捉えられたとのことで、その実用性を表現されていました。
日常の愛機はX-Pro1だそうですが、今回のX-T1の撮影も含めて普段からポートレイトを顔認識機能で撮影しているとのこと。これには、司会者も会場からも驚きの声が上がっていました。

さて、全体的なX-T1の印象としてはコンパクトで非常に引き締まった印象。革張りのボディの質感も良く、非常に高級感があります。
連写モードをCH(高速連写)にしながらカメラを左から右へ水平に降りながら撮影してみましたが、ピントはちゃんと追随してきました。これならば動きものにも付いて行けそうです。実際にフィールドでハヤブサの飛びものを撮ってみたいですね。

最後にカメラのモニタ募集があるならよろしくお願いします(笑)いつもレンズのモニタに応募するんですが、採用されないんですよね。