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2018年9月23日の撮り鳥


今年も行ってきました白樺峠。ピークは9/18、19日でこの日だけで7割が渡ってしまいました。今年は見送ろうかなとも思いましたが、我慢できず行ってしまいました。前日、松本入りでレンタカーを借りて朝6時過ぎにはタカ見の広場に上がりましたがその時点でギャラリーは100名以上。3連休の中日の晴れの日ということもあるのでしょうが今まで経験のない大盛況です。


しかし、ギャラリーの多さに反するように午前中は大低迷します。


早い時間は雲海が広がり下の峰が見えませんんでしたが、それらもすぐに晴れて絶好のタカ見日和になります。


しかし、午前中はめぼしいところは早い時間にアカハラダカ1羽が通過したくらい。しかし、11半頃後方から歓声と拍手が湧き上がります。長野の別の場所で600羽の渡りが観測されたとのこと。


空をこのように雲が覆ってしまい写真的には厳しくなりましたが、12:30から大ラッシュが始まります。


幼鳥さんと後方は成鳥さん。


まるで谷底から湧き上がるようにサシバさんが出現しどんどん渡っていきます。


大きな群れが通過する時数を数えてみましたが28、29。。。後方で31羽の声が上がりました。31羽のようです(笑)


前方で後方で舞い上がって旋回し、タカ柱を作りながら頭上を渡っていきます。


午前中の低迷がなんのその。一番条件が良さそうな低く飛ぶサシバさんを狙って青空が見える雲の隙間でシャッターを押します。


今日イチの条件が良かった時ですかね。


青空バックで比較的近い所を舞ってくれました。


ほんと途切れることなく次から次へと14時近くまではサシバさんが渡っていきます。


これが今日イチかな。


結局、14時過ぎ落ち着きを見せたので撤収を決めました。タカの渡り速報によると渡りは17時過ぎまで続き、1,500羽以上が渡ったそうです。当たりの日を引きましたね。さて、次回はタカの渡りの楽しみの一つハチクマさんのバリエーションを楽しむ編です。

2018年9月17日の撮り鳥その3

オオグンカンドリさんを求めてのプチ遠征も3回目、今回で最終回になります。


そう言えば2羽いると書きましたが2羽の写真がありませんでしたね。残念ながら2羽で揃っての飛翔写真は撮れませんでしたのでこんなのを。


超高空にミサゴさんご降臨。


ハヤブサさんと違いお魚捕り鳥さんだからでしょうか。食性が被るだけに敵視しているのかもしれません。ミサゴさんがオオグンカンドリに仕掛けます。さすが猛禽、オオグンカンドリさんは逃げるのに必死。脚なんかも太くて爪も鋭いのでミサゴさんの方に部がありそうですね。


お気に入りのアンテナに止まるオオグンカンドリさんですがカメラマンさん達を驚愕というか失笑させていました。


カッコよく着地


と思いきや。


うまく止まれなくて再浮上。


ダイナミックなポーズなんですけどね。かなりぶきっちょな鳥さんです。海鳥らしく水掻きが見えますね。


これは大丈夫かな。


ズルズル。。。


落ちました。カメラマン失笑。。。やはり身体の大きさとそれに比べると細くて小さい脚。水掻きがあることから枝止まりは難しいのかもしれませんね。


実は昼を挟んで1度浜の方に行ったのですが成果なし再び戻って来た時です。数回目のチャレンジ。


アンテナの横棒に狙いをつけ。


ケーブルを掴んでなんとか着地。


どーだぁの羽振り上げですが。あんた何回失敗しているの。


後は飛び物を。


こちらの個体は脇あたりの白い部分が大きく黒いところに食い込んでいるのでコグンカンドリかも?と言われています。しかし、現状はオオグンカンドリと同定されているようです。個体差ですかね。


白黒現像したような渋い画に。


これは良い飛び姿。


旋回前の溜め。


風に乗ってこちらに向かって来ます。


私らしくフレームアウトのどアップ画像で終わりましょう。コグンカンドリさんを半日の差で逃したことがあって、グンカンドリさんは捕りたいと思っていました。珍鳥うんぬんでなく、個人的に惹かれるものがありますしね。浜の方では成果が見込めないので13:30頃撤収を決めました。これは正解で17時過ぎに帰宅しましたが直後にゲリラ豪雨。こんな機会はまずないのでプチ遠征して正解でしたね。