9月16日の撮り鳥の第2回。近くの方からも今日は高度が高いと言われていて小さくしか撮れない。今日はグリーンバック狙いで行くしかないかあなんて思い始めていたころ、唐突に本日のハイライトがやってきました。

グリーンバック方向、低い山の所から湧き上がるように数羽の鷹が舞い上がってきました。サシバさんです。

数を増やしながらぐんぐん上昇していきます。5羽。

鷹柱と呼んでいいんでしょうね。これだけの個体数が一度に舞ったのはこの1回のみ。正に本日のハイライトです。

全部で8羽いたとのことでしたが、私が確認できたのは7羽。フレームに納められたのは6羽でした。低い山の辺りに潜んでいたんでしょうかね。それだと時折、突如として低い位置に出現してグリーンバックを横切っていくのも納得いきます。ハチクマとは渡る前の潜伏場所が違うのでしょうね。

珍客降臨。カラスの後で登場したので皆、カラス、カラスと言ってましたがカラスはカラスでもホシガラスさんでした。

そしてサシバさんが最接近！頭上を飛んでいきます。

これで青空バックだったらねえ。

近くに来てくれただけでもありがたいと思わなくては。嘴の下のラインがくっきりですね。

時折姿を見せるノスリさん。2羽でバトル中。

まだ、やっているのかという声が掛かるほど長い時間バトルしてました。1羽が餌を持っているという話もありましたが持っていない感じですね。

午後になって多少日がさす場面も出てきました。もう少し鷹の渡りは続きます。次回はハチクマさん中心に行きます。

9月16日の撮り鳥は信州白樺峠へ。もちろん、鷹の渡り撮影が今回の目的です。平日ですが未消化の夏季休暇を撮り、15日夜に高速バスで松本入り。ネットカフェに宿泊。翌日は開店と同時にレンタカーを借りて白樺峠に向かいます。途中この道で合っているのかなと不安になりましたが、なんとか9:30頃には予定通り現地に到着しました。

最小限の荷物を背負ってタカ見のひろばに到着。既に広場はカメラマンさんで埋め尽くされていました。ご夫婦で鳥見の方、年配の大砲持ちの方の間に入る形でカメラを構えさせてもらいました。ご夫婦は名古屋の方、大砲をお持ちの方は神奈川方面といずれも県外から。そう言えば車を止めた時、近くに止まっていたのは多摩と宇都宮ナンバーでした。

鷹は2枚目の写真前方の連なる山々のやや左方向から渡ってきます。双眼鏡で遠くの鷹を確認。近づいてきて撮影可能になるのを待つという感じでしょうか。午前中はこんな風に遠くを飛ぶパターンが多かったです。ハチクマさんですね。

コースは大きく分けて2パターン。真っ直ぐ向かってきて広場の正面左側の林の裏の方へ抜けていくパターン。後は右側に旋回して前方の低い山の上空を抜けていくグリーンバックパターン。これは左側林抜けパターンですね。これもハチクマさん。目が見えるので♀さんかな。

こちらがグリーンバックパターン。天気予報で覚悟はしていたものの当日は薄曇りという感じ。松本市内を出たときのどんよりとした雲は無くなっており、思ったより天気は良かったですけど。全身が濃い色のハチクマさん。

直進パターンでこのように頭上を飛んでくれる個体もあります。でもこの日は高度が高いと言われていました。これもハチクマさん。晴天だったら鷹斑の羽が綺麗でしょうね。

ハチクマさんは個体による色の差が非常に大きいのですけど、頭が黒くお腹が白いこのタイプが好きかな。♂さんかな。

逆向きも貼っておきます。

全身が淡い色のタイプ。まるでガイコツみたい(*^-^*)

そのまま、グリーンバックコースを選びましたよ。

突如としてグリーンバック低いコースに現れたのがサシバさん。こちらもお目当ての鳥さんです。

連続でいきます。

羽が水平なパターン。

ツートンカラーの綺麗なハチクマさんが飛んできましたよ。

この個体を間近で撮りたいですねえ。

午前中はこんなパターンが続きました。さて、写真が多くなったので次回に続きます。豆粒写真ばかりでしたが、多少大きくなるかも(*^_^*)次回は当日のハイライトとサシバさん編です。