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2016年1月16日の撮り鳥その3

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1月16日の撮り鳥の3回。江ノ島編の続きです。ミサゴさんが飛んできたりしましたがハヤブサカップルはまったり中。

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トビさん。ノートリミング。ハヤブサの止まる崖の中間ぐらいを舞っています。突如としてハヤブサがこのトビにモビングしました。ハヤブサは雛が生まれると非常に神経質になって目線の下に入ってきたトビやカラスなどの天敵を執拗に攻撃します。現在は雛はいないのでそこまで神経質ではありませんが、自分たちの直下でかなり低い位置を飛んだのを敵対行為と思ったのでしょう。急降下してかなりきついアタックをトビに敢行しました。

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トビにモビングした♀さんは一旦対面の崖の方へ飛びました。

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そしてUターン。元いた崖の方へ戻ってきます。

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徐々に右に旋回しながら近づいてきます。

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木に降り立とうと崖に近づいてきましたよ。ノートリミング。

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これが今日イチですね。

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着陸態勢に入りました。

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ちゃくりくー。

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そう言えば騒ぎの最中に♂はどこ行ったと思ったらこれまたよくまったりしてる岩場のところに。君はちゃっかり君だね。この位置だと必ず飛ぶので飛び出しを狙います。

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目を離した隙に飛ばれてしまいました。すすきの上を飛ぶ♂さん。

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全体的に甘いけどAFはきちんと追随してくれているようだ。

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羽を振り上げたところでピンが来てくれるといいのだけど。

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AFと言えばNikon D500はどうなんでしょうね。実は予約を入れた。でも今非常に迷ってます。動体は決して得意と言えないDfでもこの通り背景に引っ張られていない。それならよりAF性能が上で価格にそれほど差のないD810でもOKではないだろうか。200-500f/5.6Eとの相性は凄くいいみたいだし。

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でもそもそもハイイロチュウヒを撮りにいって距離が足りないのでDXフォーマットのカメラが欲しいと思ったのではなかったけ?と堂々巡りになっております。猛禽シーズンギリギリの3月発売。そこまで存分に悩んでみようと思います。

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体を垂直にして切り込みながら徐々に着陸態勢に入っていきます。

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結局、飛んだのは♂♀1回づつ。まあ、写真の出来は今一ですがチャンスは生かせたのではないでしょうか。あれ?そう言えばまた♂がいない

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そして左側に離れているもののハヤブサ♀さんと同じ高さにミサゴさん。トビやカラスと違い雛や貯食を狙わないので紳士淑女協定があるのでしょうかね。

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16時過ぎまで粘りましたがミサゴさんは飛ぶこともなく、♂さんも帰ってきませんでした。磯の入り口に戻るまでに岩に止まったイソヒヨドリさんを撮って終了です。

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我が過疎ブログですがハヤブサさんのエントリはアクセス数がいつもより多くなります。またBORG90FLのレビューと並んで継続的に読まれているエントリでもあります。そんなハヤブサ好きのみなさんに素晴らしい本をご紹介。ハヤブサ撮影の第一人者熊谷勝さんの”ハヤブサ THE WING OF FALCON“です。素晴らしい飛翔写真の数々。特に背打ちの写真は痺れます。止まりものも精悍な表情から可愛らしいものまでいつかこんな写真が撮れたらと思うものばかりです。撮っている機材はレンズこそ600F4の大砲ですが、カメラはD600。エントリークラスのフルサイズカメラです。機材じゃないということを痛感させられますね。中々、大型書店でも見かけることはないのですがAmazonでは買えます。お値段もこの内容で1,620円ハヤブサファンなら買って損はない1冊です。

1枚目の写真のように日が暮れるまで江ノ島にいたのは初めてです。とりあえずハヤブサ2羽の元気な姿を見れてよかった。これから絆が深まって3月には繁殖行動に入り、ゴールデンウィークの頃には今年こそ雛の姿が見えると思います。と言うわけで来月もまた江ノ島を訪れようと思います。なのでサンデーバーダーにも優しい潮位でお願いします(笑)

2016年1月16日の撮り鳥その2

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1月16日の撮り鳥の第2回。鳥見の地を多摩市の公園から江ノ島に変えました。電車で1時間程度で江ノ島まで行けます。多摩市の公園を設定したのはこうした比較的短時間で移動できるというのがあります。この日は午後から潮が引き16時頃干潮となるため撮り鳥には午後の訪問が良いというのもあります。

機材は引き続きAF-S 200-500f/5.6E+Df

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多摩市の公園にちょっと長居をしてしまったので営巣中の崖に着いたのは13時過ぎ。いつもの崖上の木にハヤブサ♀さんが止まっていました。

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こうしたシーンはやはりBORGで撮りたいですね。次回は頑張って90FLを持ってこようと思います。飛びものでAFが全く効かなかった時のために71FLはバックに入れてきていたんですけどね。

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昼食を摂っているとハヤブサ♂さんが帰ってきました。2羽の距離がとても近いです。今年もこのペアは成立で間違いなさそうですね。春から初夏にかけてII世誕生に期待が高まります。

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2羽そろって正面顏。

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ハヤブサさんは今日は動きがありません。♀さんは毛繕い。♂さんはお尻をこちらに向けたまま。

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お、♀さんが体を乗り出してきた。そろそろ飛ぶか。

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いややっぱり行かない。

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ハヤブサさんが飛ばないとなれば、いつものここのレギュラーな鳥さんたちに遊んでもらいます。逆光ですがイソヒヨドリさん。

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岩場が入り組んでいて目の前は海水が入り込んでいるので近づけないですね。

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ここでは珍客のアオサギさん。長らくマッタリしていたけどコンデジ(超望遠ズームじゃない)の人にしつこく追われて飛ばされてましたね。

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ここのもう1羽のレギュラー、ハクセキレイさん。2羽で行動中。2羽とも濃い黒で比較的フレンドリーでした。

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イソヒヨドリさんが立入禁止区画のワイヤーロープに止まりました。尾羽ピーン!

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この後、コンデジの人に飛ばされてきたアオサギに驚いて飛んでしまいました。

15時を過ぎてお二人の大砲カメラマンの方も帰りました。流石に2回連続の飛びもの坊主は辛いのでもう少し粘ることにします。ということでその3に続きます。