月別アーカイブ: 2014年12月

12月7日の鳥撮り

WP_20141207_09_17_45_Pro
12月7日の鳥撮りは前日の渡良瀬プチ遠征で疲れたこともあり、葛西臨海公園に行きました。
自宅から40分ほど気楽に行ける鳥見の地です。

機材はBORG 90FL+X-T1。35mm換算750mmです。遠い留まりものなどはTC-16Aを入れて1,200mm仕様にして撮りました。

DSCF0014
遅めの出発で現地に着いたのが9時過ぎ。カモ類は朝のお食事が済んだ感じでしょうか、一様に寝ています。

DSCF0030
その中で活発に動いていて近いのがオオバンさん。

DSCF0084
ハシビロガモさんは時折、移動のため前を横切っていきます。

DSCF0107
猛禽類のお立ち台にノスリさん。ノートリミングだとこの大きさ。

DSCF0151
ノスリさんが飛ぶ寸前を大トリ。

DSCF0185
右に飛んで少し近めの桜の木に。

DSCF0176
ここから全く動きません。

DSCF0181
この時は周りのカメラマンさんたちはクイナ狙い。私も撮りたかったのですが、島から島へ一瞬で飛び移ってしまうし中々姿を見せてくれないんですよね。またの機会を狙いたいと思います。

DSCF0212
コガモさんも活発に動き始めました。

DSCF0213
コガモさんは可愛いいね。

DSCF0215
クイナさんは撮れそうもないので諦めて観察窓の方へ行きます。

DSCF0232
下の池の方を覗くとアオサギさんが。1,200mm砲だと50mくらい離れていると思いますがこの大きさ。

DSCF0246
田んぼを覗くとやはりオオバンさん(笑)

DSCF0250
ちかいー。ノートリなのにフレームいっぱい。

DSCF0256
オナガさんが数羽水浴びにやってきました。

DSCF0257
水を浴びようと下におります。

DSCF0258
飛んだ!

DSCF0260
そっちには何が?

DSCF0272
あれ?のポーズ。長い尻尾ですねー。

DSCF0277
2羽で仲良く。

DSCF0289
オナガって枝の多い木の奥にいる感じがあって撮りにくいイメージがあるんですが、ここだとクリーンに撮れてなかなかいいです。

この他、上空を舞うミサゴやチュウヒ、ハイタカも見たのですが写真としてはイマイチなのでそれはまたの機会に。次回は早めに現地に行ってクイナや西なぎさの水鳥たちを撮ろうと思います。

12月6日の鳥撮り

12月6日の鳥撮りは渡良瀬遊水地へ。実は初めての鳥見の地です。
やはりここで見たいのは猛禽類。特に冬鳥として飛来するハイイロチュウヒはバーダーの注目の的。私も当然ハイイロチュウヒをお目当てに現地を目指します。

鳥撮りには全て公共交通機関を使う私としては駅からそれなりの距離を歩くこともあって、最初の機材はAF-S 300FD+Nikon1 V3にしました。焦点距離は35mm換算810mmです。

DSC_0165
Nikon1 V3を鳥撮りで使う時の鉄則、ISOは400までに抑えるを忘れてAuto800で撮ってしまいました。やはりノイジー。点描画ですね。これは北エントランスに着くまでに撮ったもの。ホオジロさんかな。

DSC_0180
カワラヒワさんが数羽の群れで。これはまだ良いですがISO400固定で一脚を使って撮るべきでしたね。

DSC_0182
ススキに留まるカワラヒワさん。こちらを向いてくれるといいのですが。

DSC_0185
ホオジロさん。カシラダカさんはわんさかいましたね。地面に降りていたりしました。
本当にスズメばり。私は一生懸命撮ったりしていましたが、すれ違うカメラマンさんは全く興味が無いよう。というか有名な鳥見の地なのに土曜日なのにすれ違うカメラマンさんは少ない。

DSC_0188
残念なことに北エントランスから鷹見台の方に向かうと逆光です。鳥を驚かせないように反対車線側から回り込んだりするのですがどうしても飛ばせてしまいます。この時間は谷中湖側から回ってきた方が良いかもしないです。

DSC_0207
チッチッと鳴く方を見ればカシラダカさんやホオジロさんが必ずいる。楽しいところだ。

DSC_0209
カシラダカさんとホオジロさんの2ショットも。

DSC_0233
カシラダカさん順光で。こういう光で撮りたいですね。

DSC_0264
ジョウビタキ♀さん。

DSC_0284
谷中湖に向かいカンムリカイツブリを撮りました。しっかり目に光が入ってますね。

DSC_0290
順光で光がちゃんと入る場合はV3もいいですね。ここはカモ類もそれないりにいるのですが、湖畔が木で覆われているので写真が撮りにくいのが難点です。

DSC_0304
鳥見台のところにはジョウビタキ♂さんが、やはり逆光だとノイジーですね。ISOも560まで上がってます。残念ながら観察窓のところには鳥さんはいませんでした。

DSCF0024
ここからはBORG 90FLとX-T1の組み合わせ。V3はAFも効いてお手軽ですが、やはりしっかり撮りたいときはBORGで。

DSCF0027
ツグミさんは今シーズン初めて地面に長い時間降りているのをみました。暗い木陰にいるのを気にして露出を上げ過ぎてしまいました。

DSCF0031
慎重に近づいて木陰からレンズを機に押し付けて撮ります。

DSCF0036
ツグミさんってぼっち感漂う鳥さんですね。この地味な配色だからでしょうか。
ちょっと体を伸ばしているので緊張させてしまったかも。

DSCF0039
あれ?意識したわけじゃないですがぼっちさんポーズ的な。

さて再び第1調節池の方に戻りハイイロチュウヒの塒入りを待つカメラマンさん達の脇に三脚を立ててお目当てさんの帰還を待ちます。

機材はBORG 90FL+TC-16A+Nikon Dfの800mm相当です。

DSC_2219
キター!撮影しているときはかなり遠いイメージがありましたがそこそこ近い場合もあったようです。大トリミング、Lightroom大活躍で証拠写真レベルですがかなりディティールが写ってます。
ハイイロチュウヒの♀です。羽が綺麗な鳥さんですね。

DSC_2220
TC-16Aを入れて周辺減光を部分をトリミングしてこんな感じです。もう少し近くて明るかったらと思います。これで15:50分頃。

DSC_2289
しかし遠いですね。

DSC_2297
ハイイロチュウヒさんの特徴である腰の白い帯がよく見えます。

DSC_2298
なかなか塒入りしないで何度も葦原の上空を舞ってくれました。

DSC_2304

DSC_2318
これも腰の白い帯がよく写ってます。

DSC_2347
これは割と近いところを飛んでくれました。

DSC_2352

DSC_2381
かなり暗くなってきましたね。ピントが合わせ辛くなってきています。

DSC_2416
背中を向けて白い帯を見せつけるように飛んでいます。
正に体が灰色の♂ハイチュウも2羽同時に飛んできましたが、残念ながらピントを合わせることができませんでした。

ハチクマといい、クマタカといい、このハイイロチュウヒも被写体までの距離が大きいですね。
以外とディティールが残ってましたじゃなくてちゃんとしたものを撮りたいです。

V3はちゃんと露出を管理して撮らないとだ目ですね。三脚は足の一本が一脚になるタイプなのでしっかり一脚を装着した上で慎重に撮れば良かったなと。

ただ、ハイイロチュウヒの塒入りまで見ると片付けまで含めて17:00を超えてしまいました。北エントランスまでは街灯もない暗い夜道を歩くことになり、結構心細かったです。
この辺りは今後対策を考えないといけないですね。

楽しいところなのでまた来たいと思います。