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2019年9月19日の撮り鳥

今シーズンも行ってきましたタカの渡り。会社はサボりました(笑)前日は仕事終わると早々バスに乗り、21:30松本到着。そしてレンタカーを借りて、食事を済ませて乗鞍自然センターで車中泊。前年、とても寒くて何度も夜中に起きたのですが今年はそれ程でもありませんでした。ただ、流石に明け方は寒くカバンに忍ばせておいた簡易寝袋を使用しました。4時半にセンターを出発。流石にこの時間なら近い駐車場に止められます。


しかし、タカ見の広場に上がるとこんな感じ。まだまだこの時は眼下の山は見えていたのですが、正面全体が霧に覆われてしまいました。


それでも果敢に渡っていく個体はあります。


ハチクマさん。♂成鳥中間型です。


頭上を抜けます。


かなり近い所を舞ってくれます。この時間帯は近い距離でないと霧に隠れて撮影出来ないです。


♂さんの特徴はオセロの駒のような黒い瞳。尾羽の明瞭な横縞。全て特徴が見えます。個人的にはこの中間型タイプが好きですね。クマタカのような整然としたものでは無いですが、鷹班が美しい。


また1羽。♀さん成鳥中間型。


顔がバリケン(笑)身体がマダラ模様。前の♂とは同じタカ?というくらい姿が違いますね。こうしたバリーエーションを楽しむのがタカの渡りの醍醐味でもあります。


淡色型幼鳥さんかな。


そのうが膨らんでますね。お腹をいっぱいにして飛んで行くのでしょうね。


前方はまだまだ濃い霧に覆われていますが、後方は青空が見えました。この頃は天気予報通り晴れとなることを期待していました。そんな状況はやってきたのか、次回に続きます。

2018年9月23日の撮り鳥その3


白樺峠の渡りレポ、最終回は間が空いてしまいました。一応、最終回はタカ柱編の予告でしたが。。。この通りろくな写真がないですね(>_<)まあ、ご覧ください。


大半をサシバが占める10羽程度の群れがカメラを構えた前方や後方で上昇気流に乗って旋回しながらタカ柱を作っていきます。


こちらはこの先は見えない西側の空。ここの谷底から湧き出るようにサシバさんが登ってきます。


これが1時間近く続きます。


縦に切り出してみます。という訳でめぼしいものは無かったので在庫から。


まずは淡色系のサシバさん。ハチクマほどではないですが一部に個性的な個体がいます。


こちは身体のバフ色が強く、暗色部分がまばらな個体。


そして渡るサシバさん。サシバさんで思いかべるのはこのイメージですね。


正面顔から


旋回へ。


側面の薮を超えて登場する個体もいます。そちらは曇天になってしまうんですけどね。猛禽らしい表情です。


こちらは幼鳥さんですね。成鳥と顔つきが違いますし、お腹の模様も違います。


そして最後はハチクマさん。全登場させたつもりだったのですが。。。そういえば斑模様の個体を撮っていたなと。


♀淡色型ですかね。中間色との区別が難しいですが。

午前中の正に泣かず飛ばず状態はやっちゃったかな状態でしたが、最終的にはこの日は1,500羽以上が渡る当たりの日でした。2年連続なんとか当たりの日を引くことができました。今回は天候不良後の連休の中日ということで予想がし易かったというところはありますね。天候と当たり外れの周期を見極めながら当たりの日を予測するのが大事と思います。来年は久々に伊良湖にでも行ってみようかなという気持ちがありますが、何処かまた行きたいと思います。