曇天のクマタカからすぐにリベンジのチャンスはやってきました。天候は晴れ。前回と同じく、現地到着は8:30過ぎ。既に2度ほど本命さんは舞ったそう。期待は高まります。

しかし本命さんは姿を見せません。

高いところを舞うハイタカさんの証拠写真。

ついに午後も3時を過ぎ、完全な坊主展開です。

するとかなり離れた場所のポイントで観測している方から、お知り合いの方が情報を聞いてきてくれました。いつもカメラを構えている斜面の更に上の木に止まっているとのことです。

確かにクマタカさんはいました。しかし、全く肉眼では見えない距離。

そして、暫くするとクマタカさんは飛び出しましたが、この通りのお米ちゃん。

クマタカさんは旋回しながらぐんぐん離れていきます。

このクマタカさんは遠くのポイントでスコープを覗いて見つけていたそう。普通は絶対に見つけられないような場所です。見つけた方は凄いですね。きっと、経験からここに止まることを知っていたのでしょう。わざわざ、戻って情報を教えていただいたお知り合いさんに感謝です。

残念ながらクマタカさんは稜線に消え去り終了となりました。坊主ではないもののこれは厳しい展開です。しかし、勉強にもなりました。遥か高いお山の頂上に行ってしまうのですね。ここは近くで撮れるなんていう甘いものではないのですね。再チャレンジはどうしようかと迷いつつ、実はリベンジに行きました。それは後日ということで。。。

遠いお山にクマさんに逢いに行ってきましたよ。ここは昨年の9月に訪問したところで、背景ありの近い幼鳥さんや上空を旋回する成鳥さんが撮れました。紅葉シーズンには色づく山をバックにクマタカさんを撮るぞと意気込んでいたのですが、その後、超繁忙で休み無し。気になってはいたものの、他の鳥さんに興味は移っていました。そんなタイミングでinstagramにクマタカさん画像を発見。今回の訪問となりました。

さて、公共交通機関を乗り継ぎ、バス停から徒歩で20分ほど。現地到着は8:30過ぎでした。既に朝の早い時間に成鳥2羽が飛び出したとのことで、♀さんは目の前のもみの木に潜んでいるとのこと。確かに、カメラを構えたところから離れた場所では、♀さんの姿が確認出来ました。お腹だけですが（笑）そんな中、かなりの高空に♂さんが姿を見せました。

しばらくすると♂さんの動きに呼応したのでしょうか。♀さんが飛び出しました。

残念ながら天気は曇り。

空抜けですがかなり近いところを♀さん、何度も旋回してくれます。

青空だったらなと思いつつも、ここまで近くで撮れるのはなかなかないです。

狙いは前日、雨で晴れの日。少ない経験ですが、こういう日は低い位置に止まっていて、当然低いところを舞ってくれます。

山の麓はガスっていて不安でしたが、現地に着くと天候は好転。ただしすぐに、空を雲が覆い始めました。

この角度は良いですね。背景ありで、良い光でこんなのを撮ってみたいです。

ま、大型猛禽さんなので撮れただけでも良しとすべきなんでしょうけど。

この後は。低迷。次々とカメラマンが撤収していく中、バスの時間に余裕があったため最後まで粘りましたが、はるか上空で姿をみただけ。次回、晴天時の再チャレンジを誓って、お山を後にしました。