カテゴリー別アーカイブ: キセキレイ

2015年6月20日の撮り鳥

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6月20日の撮り鳥はホイホイさん(サンコウチョウ)を求めて林道に。よく巡回するブログさんから営巣中の巣が壊されたとの情報を得ていましたが、今シーズンはサンコウチョウを目にしていませんので撮りたいという気持ちが上回りました。営巣する林道は駅から距離がありますので自転車を使用しました。今回もトリトリンコウです(笑)

機材はBORG90FL+X-T1。距離があるので途中からTC-16Aを入れました。

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初めての林道で勝手が分からなかったのですが、奥まで進むとベテランバーダーさんがカメラを構えていました。デジスコユーザが多かったです。距離があり、林道を進むことから機動力が重視されたのかもしれないですね。一応、こんな証拠写真が撮れました。

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営巣していた巣は数カ所あったようですが、いずれも壊されたり、盗られたりしてしまったようです。常連さんらしい方からお話を伺いましたが、1つはカラスに壊されたようですが、一つは明らかに人の手によって手が下されたようです。非常に残念です。

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枝被りですが、やっと長い尾っぽが見れました。

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♀さんノートリです。割と近くで撮れましたが、前に葉があったんですね。暗くてかなり起こしました。

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様子が分かりましたし、この林道には再度チャレンジしたいと思います。

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サンコウチョウと同じ場所でキセキレイさん。ずっと虫を咥えていましたが、近くに巣があるんでしょうかね。

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別の枝に留まってもまだ咥えている(笑)

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サンコウチョウを撮ったのはかなり林道を奥まで進んだところでしたが、林道の入り口の方へ下ってくるとオオルリさんが。

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ここではサンコウチョウも出たようです。今シーズンもう一度チャレンジしようと思います。

実は林道の後は江の島に行こうと思っていました。しかし、長靴を履いてくるのを忘れてしまいました。潮は低めでトレッキングシューズでも行ける気もしましたが、以前こけてカメラとスマホをお釈迦にしていることもあり江の島は断念しました。

林道でカメラマンさんより、オオタカの情報を聞きました。以前から狙っていた場所です。雛が巣立って良い状況のようです。そちらに向かうことにしました。実は少しでも荷物を減らそうと林道の最寄駅のロッカーにNikon DfとBORG71FLを預けてありました。それを取り忘れる大失態。現地に着いたのは既に17時近くになっていました。
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ここも初めての地なので勝手がわかりません。いろいろ回ってみますがカメラマンさんも見当たりません。まあ時間が時間ということもありますが。すると江の島で以前にお会いしていたカメラマンさんが。聞くと20分ほど前にオオタカが現れて飛びものが撮れたそうです。
BORG71FL+TC-16A+Dfの飛びものセットで練習も兼ねて久々にツバメの飛びものを狙います。

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ツバメは沢山飛び交ってましたね。

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18:00過ぎに近くの電柱にオオタカが留まりましたが近ずくと一瞬のうちに飛び去ってしまいました。成鳥でしたね。

時間的にも光的にも厳しくなったので撤退することにしました。流石にこれでは引き下がれません(笑)天気予報の告げるコンディションは良くなかったですが翌日の再チャレンジを決心しました。という訳でこの場所は6月21日の撮り鳥に続きます。

2015年6月13日の撮り鳥

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6月13日の撮り鳥はあまりにも有名な、山中湖のほど近くの水場に行きました。郷里が山梨のため、実家への用事のついでという訳です。
湖畔の無料駐車場に車を止めて、機材を背負って水場に向かいます。時間的に徒歩20分程度でしょうかね。

機材はBORG90FL+X-T1です。

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別荘地へ向かう無舗装路でクロツグミなんて書いてあるガイド本もありましたが、鳥影は薄く期待できそうにありません。しかし、水場の近くまで来ると頭上からヒヒヒという鳴き声が。キセキレイさんです。行く先を先回りするように飛んでいきます。カメラはまだバックの中だったので撮る気はなかったのですが、あまりにもしつこく追いかけてくるので撮り始めたら飛んで行ってしまいました(^^;

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キセキレイさんが飛んで水場に向かおうとすると同じ場所でビービーという鳴き声が、アカゲラさんです。これも証拠レベルですが、まあ出逢った鳥ということでご容赦を。

さて道祖神さんにお参りして、水場に降ります。この時点で6時過ぎ、天候も薄曇りのためかなり暗いです。ひとつ気付いたのは、薄いですがdocomoLTEが繋がるようになっていたこと。冬に訪れた時はネットワーク圏外でしたからこれはかなり心強い。例えば水場に降りる階段でこけて怪我しても助けが呼べます。冬場に一人で来て這い上がれなくなったらそれこそ凍死ですからね。
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他にカメラマンがいなく一人きり、鳥さんも囀り声は聞こえますがなかなか現れません。ぶーという羽音が要注意でこの後鳥さんが現れることが多いです。最初に現れたのがキビタキ♀さんでしたが、暗すぎて写真になりませんでした。
そして次に現れたのがこのキビタキ♂さんです。

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割と近くに来てくれてサービスは悪くありません。ただ、距離は別として暗すぎます。
ISO2000でSS1/60ですからね。1/60というと私的には三脚でも手ぶれしない限界ですし、被写体ブレもばんばん起きます。

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この水場は滝状に水が流れていてそこに階段状に鳥さんが水浴びをするスペースがあります。ただステージというべきそのスペースは暗すぎて写真としてはかなり厳しい写りです。ここはそのステージの真上に掛かった枝です。

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最初の写真にある通り、枝を並べてある紳士協定ラインより少し後ろでカメラを構えましたのでややこの枝は遠いですね。

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キビタキ♀さんがやってきました。某神奈川の有名なお山の水場では♂キビタキさんのほうが慎重派ですが、ここでは逆な感じ。♀さんはこっそり水浴びしてすっと飛び去る感じです。巧みに木の裏側の死角に隠れて水浴びシーンを撮らせてくれない場合もあります。

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ちなみこちらはステージではなく、かなり紳士協定ラインに近い水溜まり的な場所です。前日が雨だったこともあり、水量は冬場に来た時より多め。キビタキ♀さんも長めに留まってくれました。しかしSS1/60だと歩留まり悪いですね。ブレ連発です。

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急に目の前の枝にキビタキ♂さんが留まってびっくり。飛ばないでと祈りながらシャッターを切ります。距離7〜8mというところでしょうか。この大きさでノートリミングです。

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なかなか綺麗な個体ですねえ。近くでキビタキさんを撮りたいなあと思っていたので希望が叶えられました。

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ちょっと大きめに切り出してみました。今回は積極的にISO2000という高感度を使ってみましたが正解でした。SSを上げるためにISO2500まで上げてみましたがそちらは明るくなりすぎて(SSは1/125)あまり良い結果ではありませんでした。
暗く撮って持ち上げるというBORGの基本?に沿った撮り方がいいようですね。

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今日は気休めですが迷彩雨よけカバーを着けていたのが良かったのでしょうか(笑)キビタキ♂さんはなかなか逃げません。

という訳で写真も多くなったので後編に続きます。次回は"聖なる泉に巨大な黄金鳥が現れた(藤岡弘探検隊風)"←ただのキビタキ(^^;です。