カテゴリー別アーカイブ: タゲリ

2015年1月10日の鳥撮り

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1月10日の鳥撮りは渡良瀬遊水池へ。前回、ハイイロチュウヒは遥か遠くを舞い小さくしか撮れませんでしたので再チャレンジです。

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今回は広い遊水池を回るためレンタサイクルを借りました。前回は暗い夜道を歩いて駅まで戻るという心細い体験もしましたのでその対策という意味もあります。

機材はBORG 90FL+TC-16A+X-T1の1,200mm仕様もしくは飛びもの用にカメラをDfに変えた810mm仕様です。

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鷹見台のところから遠くの木にミサゴさんを発見。しかし遠いですね。強風が吹き荒れているということもありピント合わせが出来ませんでした。

ホオジロ150110_01
自転車で色々廻りますが、猛禽さんには逢えず。一度鷹見台付近の土手からチュウヒを見たくらいです。(自転車運転中で写真は撮れず。)北エントランスの方へ戻ります。
両脇の道でお食事するホオジロさん。

ホオジロ150110_02

カシラダカ150110_05
カシラダカさんも同じようにお食中です。

カシラダカ150110_18

ツグミ150110_02
ツグミさんも数個体を見掛けます。

ツグミ150110_05

スズメ150110_01
スズメさんがいい感じで鉄柱に留まっていました。

トビ150110_01
そんな感じで時間は既に15時近く。ハイイロチュウヒの塒入りのポイントに向かいます。
なぜかここに申し合わせたようにBORGが並びました。全部で4台です。90FLはやはり興味があるようで写りについてお話ししたりしました。
トビさんで飛びもの練習。TC-16AのAFがこの時ばかりはよく決まります。

トビ150110_02

トビ150110_03

トビ150110_04

タゲリ150110_01
ハイイロチュウヒさんは16時近くなっても帰って来なく、タイムリミットが近づきます。
ツクシガモが近くにいるということでちょっと席を外して撮りに行くとタゲリさんが舞い降りてきました。

タゲリ150110_04

タゲリ150110_06

ツクシガモ150110_02
ツクシガモさんの証拠写真。初見初撮りです。

自転車の返却時間が迫り、残念ながら塒入りは見ることができませんでした。
塒入りを粘ってみたところでまた、真っ暗な夜道を徒歩で帰ることになり、前回の遭難寸前(笑)になりかねません。鳥撮りにあまり成果はありませんでしたが、生き物相手ですからこんなこともあります。レンタサイクルの貸し出し時間が後1時間くらい延びたらとも思いますが、それはそれで難しいでしょうしね。
車で来るか、折りたたみ自転車の入手か。またもう一度ここを訪れてハイイロチュウヒさんにチャレンジしたいと思います。

12月14日の鳥撮り

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12月14日の鳥撮りは久々の大久保農耕地へ。前日は宮ヶ瀬にプチ遠征したこともあり、なるべく気軽に行ける鳥見の地ということでここを選びました。各地に飛来しているとの情報が入っているというタゲリさんを見たいというのもありました。

機材はBORG 90FL+TC-16A+X-T1の1,200mm仕様。ここは鳥との距離が大きいので焦点距離が長くとれる仕様にしました。

バス停を降りて土手に向かうと20羽ほどの鳥が飛翔する姿が見えます。タゲリさんが(多分)飛んでいる。既に撮影を行っているカメラマンさんが飛ばしているのかなと思いましたが、農耕地にカメラマンらしき姿は見えずどうやら違うようです。軽四駆が止まって写真を撮られている方がいますが車をブラインド代わりに使っていて(分かりづらいですが上の農耕地を写した写真にも見えます。)こちらも違うようです。
数回、上空を行ったり来たりしましたが農耕地に降りる様子はありません。そしてBORGを組み立てているうちに飛び去ってしまいました(~_~)

ホオジロ141214_01
という訳で到着早々お目当てさんに逃げられるという衝撃の展開から鳥撮りを開始。鳥さんは多いのですが中々撮らせてくれない、遠いというのがここの特徴ですが最初に迎えてくれたのがホオジロさん。ここの所のオーバー露出病から中々脱却できないでいます。

カワラヒワ141214_01
カワラヒワさんが数羽木に留まりました。その近くでススキの刈られた場所があり割とカシラダカさんに寄れる場所がありましが、帰宅後現像しようとするとほとんど酷いオーバー露出で使い物にならず。ちょっとこの辺は対策を考えないといけないですね。

既に時刻は11:30を回っており、そろそろ帰りのバスの時間が近づいてきました。ふと田んぼの一角をみると特徴的な白と黒の鳥さんが見えます。いつの間に帰ってきたのかは分かりませんが、やっとお目当てさんに逢えました。
その時の距離は50〜60mというところですかね。まずはその距離で取り敢えず撮っておきましたが、EVFの画面でも空気の揺らぎがわかるくらい。やはり帰宅後の現像では大気の揺らぎで全く使い物になりませんでした。

タゲリ141214_01
飛ばれないようにゆっくりとした動きでじわじわと近づいていきます。絞りは目盛30以上絞っています。雲に一旦太陽が隠れたのでしょう少しの間、暗くなり空気の揺らぎも弱まりました。気になるのか度々体をこちらに向けて見ています。

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飛ぶなと祈りながら数メートルづつゆっくり近づいていきます。

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バス停に向かうにはどの道タゲリさんの脇をすり抜けていかなければならないので、さらに距離を詰めていきます。

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これで40〜50mというところですかね。

タゲリ141214_09
やはり気になるようでこちらを見ています。

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空気の揺らぎが強いですが徐々に距離が詰まってきます。

タゲリ141214_16
常に動いているので目にピントを持ってくるのが難しい。ピントは頭の三本の毛を狙って合わせていきます。毛が最も細く見えた時がピントが合ったと認識しています。

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田んぼの真横まで近づいてきました。ただし、近づいた分タゲリさんも離れていきます。30mくらいの距離が常に保たれている感じです。この時が最大限に近寄れました。

タゲリ141214_19
一番近づけたところで撮影終了。結果的には飛ばさないで済みました。つまり飛びものは撮れなかったということです。まあ、この辺は次回の課題としましょう。

最後にお目当てのタゲリさんが出てきましが、これでもし出てくれなかったら惨敗でした。
次回はもう少し近づいてシャープに取るのと飛翔する姿も撮りたいと思います。