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2015年4月12日の鳥撮りその2

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4月12日の鳥撮り後半戦は葛西臨海公園西なぎさへ。ゲートの解鍵とともに堤防に向かいます。東なぎさ側はごらんの通り沢山の水鳥が羽を休めています。

西なぎさに来てからは鳥との距離があるのでT-16Aを入れています。飛びものはDfを使っていますが、TC-16AのAFはほとんど使えなかったのでマニュアルで撮ってます。

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遥か遠くにちょっと派手目の鳥さん。私はだれでしょう?

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答えはウミアイサさんのつがいでした。別の鳥と思うくらい姿が違いますね。もう少し近くに来てくれると良かったですが。

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2羽で仲良く並んで泳ぎます。

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西なぎさに渡ったばかりは杭に留まるウミウとカモメさんが数羽。そしてこのカンムリカイツブリさん。ちょっと寂しい陣容でした。

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東なぎさからユリカモメさんが飛んできて急に賑やかに。

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すかさず飛びもの練習です。夏羽換羽中で顔はごま塩状です。

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船を背景に3羽のユリカモメさん。こちらはしっかり夏羽ガングロです(笑)

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ガングロさんアップで(ユリカモメです)

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まだ冬羽の個体を。大きく撮れました。

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本当は前を開けてトリミングしたかったのですが、かろうじて左側ギリギリでフレームに収まったので(^^;

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こちらはノーマル?カモメさん。ウミネコだとばかり思っていましたが、白鏡筒のBORGの方に教えてもらって気づきました。

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嘴と足が黄色いので分かります。各所で熾烈な杭をめぐる争いが勃発しています。

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どうやら譲ってもらえなかったようです。

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カモメさんの飛翔。黄色い足が見えているので判別できます。ウミネコよりは小型で目つきもかなり優しいです。

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ユリカモメさんはまったりと思いきや。

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激しいポジション争いは継続。

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カモメさんもやはり杭を巡る戦いは終わりません。

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このバトルは延々と続きましたが。

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しばらくすると一斉に東なぎさの方へ戻って行きました。

昼で帰る予定でしたので、11時半を過ぎた時点で西なぎさを後にしました。残念ながらクロヘラツラサギさんには逢えませんでした。潮が徐々に引き始めていたので、もしかしたらこの後待っていたカメラマンさん達は幸運に巡り会えたかもしれないですね。
午前中の早い時間に干潮になる場合でないとクロヘラツラサギさんに逢うのは難しいかもしれないです。これはまたの機会に期待することにします。
天気に恵まれてなかなか良い鳥撮りでした。

12月6日の鳥撮り

12月6日の鳥撮りは渡良瀬遊水地へ。実は初めての鳥見の地です。
やはりここで見たいのは猛禽類。特に冬鳥として飛来するハイイロチュウヒはバーダーの注目の的。私も当然ハイイロチュウヒをお目当てに現地を目指します。

鳥撮りには全て公共交通機関を使う私としては駅からそれなりの距離を歩くこともあって、最初の機材はAF-S 300FD+Nikon1 V3にしました。焦点距離は35mm換算810mmです。

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Nikon1 V3を鳥撮りで使う時の鉄則、ISOは400までに抑えるを忘れてAuto800で撮ってしまいました。やはりノイジー。点描画ですね。これは北エントランスに着くまでに撮ったもの。ホオジロさんかな。

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カワラヒワさんが数羽の群れで。これはまだ良いですがISO400固定で一脚を使って撮るべきでしたね。

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ススキに留まるカワラヒワさん。こちらを向いてくれるといいのですが。

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ホオジロさん。カシラダカさんはわんさかいましたね。地面に降りていたりしました。
本当にスズメばり。私は一生懸命撮ったりしていましたが、すれ違うカメラマンさんは全く興味が無いよう。というか有名な鳥見の地なのに土曜日なのにすれ違うカメラマンさんは少ない。

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残念なことに北エントランスから鷹見台の方に向かうと逆光です。鳥を驚かせないように反対車線側から回り込んだりするのですがどうしても飛ばせてしまいます。この時間は谷中湖側から回ってきた方が良いかもしないです。

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チッチッと鳴く方を見ればカシラダカさんやホオジロさんが必ずいる。楽しいところだ。

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カシラダカさんとホオジロさんの2ショットも。

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カシラダカさん順光で。こういう光で撮りたいですね。

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ジョウビタキ♀さん。

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谷中湖に向かいカンムリカイツブリを撮りました。しっかり目に光が入ってますね。

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順光で光がちゃんと入る場合はV3もいいですね。ここはカモ類もそれないりにいるのですが、湖畔が木で覆われているので写真が撮りにくいのが難点です。

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鳥見台のところにはジョウビタキ♂さんが、やはり逆光だとノイジーですね。ISOも560まで上がってます。残念ながら観察窓のところには鳥さんはいませんでした。

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ここからはBORG 90FLとX-T1の組み合わせ。V3はAFも効いてお手軽ですが、やはりしっかり撮りたいときはBORGで。

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ツグミさんは今シーズン初めて地面に長い時間降りているのをみました。暗い木陰にいるのを気にして露出を上げ過ぎてしまいました。

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慎重に近づいて木陰からレンズを機に押し付けて撮ります。

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ツグミさんってぼっち感漂う鳥さんですね。この地味な配色だからでしょうか。
ちょっと体を伸ばしているので緊張させてしまったかも。

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あれ?意識したわけじゃないですがぼっちさんポーズ的な。

さて再び第1調節池の方に戻りハイイロチュウヒの塒入りを待つカメラマンさん達の脇に三脚を立ててお目当てさんの帰還を待ちます。

機材はBORG 90FL+TC-16A+Nikon Dfの800mm相当です。

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キター!撮影しているときはかなり遠いイメージがありましたがそこそこ近い場合もあったようです。大トリミング、Lightroom大活躍で証拠写真レベルですがかなりディティールが写ってます。
ハイイロチュウヒの♀です。羽が綺麗な鳥さんですね。

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TC-16Aを入れて周辺減光を部分をトリミングしてこんな感じです。もう少し近くて明るかったらと思います。これで15:50分頃。

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しかし遠いですね。

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ハイイロチュウヒさんの特徴である腰の白い帯がよく見えます。

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なかなか塒入りしないで何度も葦原の上空を舞ってくれました。

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これも腰の白い帯がよく写ってます。

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これは割と近いところを飛んでくれました。

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かなり暗くなってきましたね。ピントが合わせ辛くなってきています。

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背中を向けて白い帯を見せつけるように飛んでいます。
正に体が灰色の♂ハイチュウも2羽同時に飛んできましたが、残念ながらピントを合わせることができませんでした。

ハチクマといい、クマタカといい、このハイイロチュウヒも被写体までの距離が大きいですね。
以外とディティールが残ってましたじゃなくてちゃんとしたものを撮りたいです。

V3はちゃんと露出を管理して撮らないとだ目ですね。三脚は足の一本が一脚になるタイプなのでしっかり一脚を装着した上で慎重に撮れば良かったなと。

ただ、ハイイロチュウヒの塒入りまで見ると片付けまで含めて17:00を超えてしまいました。北エントランスまでは街灯もない暗い夜道を歩くことになり、結構心細かったです。
この辺りは今後対策を考えないといけないですね。

楽しいところなのでまた来たいと思います。