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2017年9月24日の撮り鳥その2

9月24日の撮り鳥、乗鞍編の後編です。お花畑を離れ、レンジャーさんに情報を聞くと前日3箇所で目撃情報があったとのこと。目撃情報のあったライチョウのさんの棲む山の斜面に向かいます。


途中で愛想の良いホシガラスさんと遭遇。しばし、撮影しますが気持ちがライチョウさんの方へ行っているので雑(*^_^*) 結果論ですがもう少し丁寧に撮っていればと思いました。しかし、近距離でのとっさの飛び出し。従来、この手の飛びものではD810ではAFが追いついてきませんでした。確実なAFの進化を感じます。


ハイマツの実を採って飛ぶホシガラスさんをもう1枚。


ハイマツに佇むホシガラスさん。


色づき始めた葉とモノトーンの対比がいいですね。


正面顔を大きく切り出してみました。


そして横っ飛びの飛翔を。連射の間、ちゃんと追随しました。スピードが速まればブレによる歩溜りも悪くなりますが、巡航する大型の鳥さんなら問題ない感じです。


人口物に止まるホシガラスさんもここならではなのかもしれません。とにかくホシガラスはそこら中にいて飛び交っていました。前回の同時期の訪問時はほとんど見かけなかったのですが。奥庭では撮れる気がしなかった飛びものもここでは撮れる気がします。

更にライチョウさんの棲む山の周辺を進んでいくとカメラマンさんの一団が。もしやと思って近づくとホシガラスさんの撮影でした。なんでも、少し前に斜面をライチョウの親子連れが上っていったとのこと。一気に山頂を駆け上がりますが(かなり無理がありました。危ないので止めましょう。)残念ながらライチョウさんに逢うことはありませんでした。

下りの斜面で逢うことを多少期待しながら、もう1羽のお目当てさんに逢うことを期待して下っていきます。


ちゃんと来てくれましたイワヒバリさん。


赤褐色のお腹も見えましたが、ちょっとブレてますね。


やはり被写体ブレにはシビアであることに代わりはありません。久々の合体ロボ三脚を活用して一脚仕様で持っていったのですが使わないとダメですね。


最後のチャンスを狙ってもう一度お花畑に行こうと思いましたが改修工事が始まっていました。カメラマンさんも見えないので出現はないだろうと思い撤収を決めました。

さて、この時点で11時、すでに2時間オーバーです。なんとか下りのバスに潜り込みました。昨年はここでヘタレて帰路に着きましたが、今回は再度白樺峠に向かうこととしました。
という訳で、次回は今季最後の4ケタフィーバー?遠征フィナーレの白樺峠編に続きます。

2016年9月17日の撮り鳥その2

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9月17日の撮り鳥の第2回。ライチョウさんの棲む山、大黒岳でお目当てさんに逢うことはできなかったのでライチョウさんが見れる可能性があるお花畑と呼ばれるとこに向かうことにしました。

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所々、岩が見える場所。シーズン中は花が咲き誇るのでしょう。木道が整備されており歩きやすくなっています。双眼鏡を覗きながらライチョウさんを探していると1羽の鳥さんがハイマツに舞い降りました。ノートリミングでこのくらいの大きさ。

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カヤクグリさんとしては立派だし、羽の縁にある白い斑点からもしかして思いましたが、お二人の年配のカメラマンさんがカヤクグリじゃないかななんて言ってましたので現像するまでそう思ってました。

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鳥さんは左へ左へと移動していきます。

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グレーの頭部、嘴の下の白い毛、腹から尾にかけての赤褐色。お目当てさんの1羽イワヒバリさんに間違いないですね(´▽`) 初撮りです。

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なんか目つきが悪く(笑)

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風でなびく羽毛。この後、イワヒバリさんは飛び立つと前方の木道の下に潜るように飛んで行きました。

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驚かせないように慎重に近づいていき木道の下を覗き込みますが見つかりません。しばらくするとすっと更に前方の木道のところに降り立ちました。

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その後、イワヒバリさんは遠くの岩に飛び戻ってきませんでした。お二人の年配のカメラマンさんによると朝1度出て、後は姿を見ていないそうなので撮れたのはラッキーだったかも知れません。

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この人は誰?白いものが横切ったと思ってその姿を追っていると一瞬だけ出てきました。ルリビタキ♂さんですよね。

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天候が急激に悪化してきましたが、ライチョウさんが諦めきれず再び大黒岳に上りました。山の天気は変わりやすい(*^_^*) 見ての通り10m先は視界ゼロ。残念ながらライチョウさんには逢えませんでした。

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諦めて下山しようとすると2羽の鳥さんが。ずっとカヤクグリさんと思っていましたがイワヒバリさんでした。コントラストを上げて現像すればもっとましになるのですがあえて撮って出し。厳しい自然の中で鳥さんは逞しく生きてますね。

17日の白樺峠は予報に反して天気はやや前日より良く渡りの数も多く、タカ柱も21羽ほどになったとのこと。15日も良かったので谷間の日に観察してたのね。ワタクシらしい(*^_^*)そうは言ってもサシバさんやハチクマさんも見れたし、イワヒバリさんが撮れたことで助けられた感じですね。
13:05のバスで下山。乗鞍観光センターに着きました。ここからは白樺峠のタカ見の広場も近く、ここを拠点に動くのがいいかも。近くに温泉もあるしね。ライチョウさんの再チャレンジを誓って秋の遠征終わり。楽しい撮り鳥でした(´▽`)